正月休みは、『走ることについて語るときに僕の語ること』を
じっくりと読み返そうと思っています。
今、覚えていることを振り返ると、
村上さんは、ランニングを、呼吸をすることと同じくらい自然に
生活習慣にされ、ボストンなど各地のマラソン大会に出られ、
確か3時間半くらいのかなりすごい記録を持っていらっしゃった
と記憶しています。
この呼吸をするように走る、というのはすごくいいですね。
週末ランナーの私でさえ、やはり週末、なんらかの事情で
走れないことがあったりすると、気分が優れません。
こうなれば、自然とその行動は、継続していきます。
呼吸をするように走るということは、走らなければかなり
マズイことになるわけで…。
他に印象に残っているのは、マラソンは速さを競うものではない
ということ。
村上さんがどこか外国で早朝に走っているときに、
金髪のポニーテールの若い女性が、かなり速いペースで
村上さんを追い抜きますが、
村上さんは、若いということは素晴らしいけれど、
速いだけが正解ではなく、人それぞれペースを保つこと、
これが重要だ、という主旨のことを書かれていたように思います。
(完全にうろ覚えですみません!)
走ることって、そのまま人生のようですね。
あまり無理をすれば、どこかでツラくなってリタイアしたり
故障もする。
ゆっくり過ぎても気持ちよくならない。
まず、自分のペースを見つけること、それが走ることに
おいても、生きることにおいても実は一番大切なことなのでは
ないか、などと思う編集Fでした。