「認知」って言葉、ちょっと難しいですが、心理学的には「心」と
ほぼ同義です。
いわゆる、物の見方などには、この認知が大きく関わっている
ようです。
ランニングの大きな効果の一つに、「認知」を変えるという
ことが挙げられます。
仕事が行き詰ったとき、ふと机や現場を離れて、
ちょっと気分転換に散歩をしたりすると、
気分も頭もスッキリして、再び新しい気持ちで仕事に向かえる
という経験をお持ちの方も多いでしょう。
時は受験シーズン!
私は、あまり勉強熱心ではなく、恥ずかしながら○浪をして
何とか大学に入ったくちですが、
それでも、勉強に行き詰ると、よく散歩に行きました。
(いや、ちょっと美化しています。実際にはパチンコが多かった…)
ランニングにはこの気分をリセットしてくれて、
近視眼的になっていた視点が、俯瞰的なります。
極端に言えば、迷路を上から眺めるような感じでしょうか。
結果、思いもしなかった解決策や妙案が浮かぶことも!
それだけではありません。
長く厳しい不況が続く経済。どれだけ頑張っても仕事で成果が
出ないということもあると思います。
個人の力では、不況を好況に変えることは不可能です。
ならば、まず自分が変わる。
つまり、物の見方を変えて、ポジティブに仕事に関わっていく。
近視眼的に正面突破で頑張って、
心が爆発寸前になりそうな状況も回避することができます。
ストレスは、作業効率を大きく低下させますから、
そのストレスからフリーになることで、
必然的に作業効率も上がる。
ランニングの習慣化って、
今の厳しい時代を生き抜くビジネスパーソンにとって、
本当にいいことがたくさん手に入ります。
週末ランナーの私が言っても説得力がないのですが、
本書『挫けない力』には、このへんをすごく詳細に解説して
あります!