一日空いてしまいましたが、前回の続きです。
小社が独自に行なったアンケートで、
「将来について楽観的に見ることができる」という設問に対して、
A群で当てはまる・とても当てはまると回答した人が48.8%、
B群では26.7%という結果が!
これはかなりはっきりとした差が出ました。
「将来を楽観的に見られる」というのは、
現在のビジネスが好調とか、金銭的余裕があるとか、
今現在の充実度に比例するわけではないと思います。
なぜなら、そもそも、経営者やフリーで活躍するノマド・ワーカーは、
常に将来を見据え、リスクマネジメントをしていかなければなりません。
いわゆる安定とは無縁の立場です。
役職者も、個人の問題より、
会社としての視野が必要になります。
むしろ、社内的に責任のない立場であればあるほど、
こうしたプレッシャーとは無縁でしょう。
このアンケート結果は、走ることがいかに仕事や家族関係、人間関係の
さまざまな問題をリセットしてくれるかを示しているように思います。
問題がリセットするのではなく、問題にがんじがらめになった状態から
走ることで一端その状態から離れる。
そして再びその問題と向き合う。つまりニュートラルな状態で
向き合えるのです。
どんな人にも、人生で起こる問題にそう大きな差はないと言います。
問題が起きたとき、その問題をどうとらえ、どう行動するかで
結果に差が出ているのです。
そして、課題克服を何度も繰り返し、経験値を積み上げ、
その蓄積した経験と自信が、将来という予測不能な未来に対し、
盤石の備え(今できること)をして、余計な心配や憂いを抱かない
というメンタルの強さと安定をもたらすのでしょう。
ランニングは、その疑似体験そのものです。
フィジカル面の効果ばかりではなく、メンタル面で驚くほどの
効果があることを、このアンケートは裏付けているものと思います。