「挫けない力」ブログ: 2013年2月アーカイブ
「挫けない力(仮)」ブログ
2013年2月アーカイブ

夜練習、充実しています!

(掲載日:2013年7月 1日)

ナイト会員になって、昨夜は地元のジムで初練習。

体験入会の時も思いましたが、仕事帰りの人が多いですね?。

皆さん、健康のため、ダイエットのため、あるいは、

マラソンにチャレンジするため、など動機はさまざまでしょうが、

仕事を終えたあとに、イキイキと体を動かす姿は、

見ていても気持ちがいいものです。

 

私は足の痛みが再発しないように、バイクと機械の名前が

わからないのですが、足を前後方向に一定の負荷をかけて

動かすマシン、さらにランニングマシンを各30分ずつ。

結構汗もかきますし、それなりのトレーニングにはなったかな?

 

日曜の三浦マラソンに向けて、できれば金曜にもまた

同じようなメニューで体に刺激を与えておきたいと思っています。

 CIMG1171.jpg

(三浦海岸 まほろばマインズからの風景)

ところで私、三浦マラソンには、一度申し込みが遅れて

連続出場が途切れましたが、多分7回は出場しています。

4年ほど前にフルマラソンはもうスケジュール的にも肉体的にも

無理…と、断念してからも、年に1回、この大会だけは継続して

参加してきました。

 

いつか書いたかもしれませんが、この大会の特徴は、

かなりきついアップダウンにあります。

また、この登り坂の配置が絶妙と言うか、なんと言うか。

最初の34キロ地点、ちょうどいい感じで体があたたまって

きたところで、心臓破りの長く急な坂。

初めて参加する人を驚かせ、一気に心拍数と呼吸を荒くする

とんでもない坂です。

 

さらに途中の折り返し近くも結構な坂があり、

極めつけは、確か17キロ地点くらいにある、

これまた長い坂道。

上り切ったところにある、ガソリンスタンドが見えてきても、

そこまでが遠い。…結構ハードなコースですね。

 

このハーフマラソンを、さて、私はどんな状態で迎え、

走り終わって、どんな感想を持つのでしょうか。

これまでにない練習量(100キロ挑戦にはまったく足りない)を

こなしてきただけに、若干の自信あり(言い過ぎですね)。

 

とにかく、ちょっとこれまでとは違った気分で

当日が迎えられそうです。

準備、着々と

(掲載日:2013年7月 1日)

最近、数冊ランニング関係の本を連続で読んでいます。

ランニング雑誌も数冊。

…今更、って突っ込みはなしでお願いしますm(__)m

自分がいかに自己流で走ってきたか、

ちょっと恐ろしくなってきました(苦笑)。

 

ちなみに、この本、かなり面白かったです。

41sOuJKon+L__SL500_AA300_.jpg

42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」』

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321210000042

ランニングの参考にはなりませんが、ケニア勢がなぜ強くなったのか、

その秘密がゲブラシラシエ、マカウ、キプサングという

3人の超トップランナーを軸に解明されています。

 

とはいえ、走りのテクニック的なことに関しては、

今更知識を詰め込んでも仕方がないとも思っています。

というか、もう遅い!

とにかく、これまでの練習を信じて、

これからも自分で決めたプラン通りに練習を実行するのみ。

 

この前、スポーツクラブに入会する際に

フォームをチェックしてもらったのですが、

まあ、それなりによいという評価。

普段一人で練習しているので、人にフォームを評価されるのは

初めてで、ちょっとドキドキしました。

 

ただ、腕の振りと、ストライドをもっと広く、という

アドバイスを受けました。

100キロ用にストライドはあえて狭くしていましたが、

どうなんでしょうね?

 2013-02-26 23.55.58.jpg

先日、またまたランニングシューズを購入。

以前購入したアディダスのシューズは足幅の広い私には

ちょっと合わなかったようで、血豆がすごくて。

日本人には日本のメーカーが合う、という話を聞いて、

アシックスのシューズを購入しました!

 

このシューズが100キロの友、となりそうです。

ついでに、長丁場を走るため、ポシェット?も購入。

ここにいざというときのテーピングや、

食べ物などを入れて走ろうと思っています。

 2013-02-26 23.57.00.jpg

ウェアも、半袖と長袖を購入。

アウトレットモールで購入したので、かなり割安!

ありがたいことです。

 

今後の予定。

33日は、三浦国際マラソン出場(ハーフ)、

324日は、板橋cityマラソン出場(フル)、

そして、4月頭には、一人で10時間ランニング(歩き含む)を

開催しようと計画しています。

 

タイムは特に気にしませんが、ハーフはできれば2時間以内、

フルは、できれば4時間半以内で完走したい。

どちらも、タイムより余力を残し、最後までイーブンペースを

守ることを優先します。

 

さて、そろそろ本気モード。

本番に向けて、気持ちが引き締まりつつある、編集Fでした!

スピンアウト対談《石田淳×白戸太朗》Q&A編Part4 ビジネスとランニングに共通する感情のコントロールの重要性

(掲載日:2013年7月 1日)

最近、感情のコントロールができない人が多くなっているといいます。

お酒で理性を失って、車内トラブルを起こす例は昔からよく

ありましたが、最近では、朝の通勤電車でも喧嘩が起きたりしています。

 

会社や取引先でも、ストレスが溜まって、

つい感情的になったり、怒りにまかせて振る舞うということは

ないでしょうか?

 

私の場合は、どちらかと言えば怒られるほうなので(苦笑)…、

あまりその悩みはありませんが、

感情のコントロールは得意なほうではありません。

今回は、感情のコントロールについての質問です。

 

Q】仕事などで、すぐにぶつかってしまいます。悪いと思いながら、指示通りに動かない部下にもつい怒鳴ってしまったり…。どうすれば、感情を抑えて円滑な関係を築くことができるでしょうか。

A

★石田:感情のコントロールが上手にできない、ということですね。まず、『挫けない力』の92?93ページに書いた、「クリップ法」や「輪ゴム法」を試してみることを勧めます。

■白戸:感情が強いこと自体は、けっして悪いことじゃない。ただ、そのぶつけ方が問題なので。仕事でカッとするのは、それだけ仕事に対する情熱があるということですしね。

感情を爆発させる前に、一回場所を外して冷静になるのもいいですね。状況を客観視して整理する。それでもおかしいと思ったら、理路を考えて、相手に伝わるようにじっくり話をすればいい。生の感情をぶつけると、仮に正しいことを言っていても、相手には肝心の真意が伝わりません。

★石田:白戸さんの世界を転戦するアドベンチャーレースでの経験からもわかる通り、「怒ったら負け」ですよ。

■白戸:アドベンチャーレースでは過酷な状況の中、数日間、チームを組んで、それこそサバイバルのような生活をするわけですが、チームの仲間それぞれの人間性が出てきますし、精神的に鍛えられます。感情をぶつけ合っていては、ゴールすることはできません。

理由がどうあれ、怒った時点で他人のせいにしている、負けなんですよ。いかに協調して、ゴールを目指すかが勝負なのですから。

★石田:そういう意味では、ビジネスと同じですね。他人のせいにしないのは、すごく重要だと思います。「何でできないんだ!」「こいつが悪いからだ!」よりも、「じゃあ、どうすればできるんだろう?」と、建設的に考えたほうが絶対にいいですよね。状況をよい方向に変える行動が早めに取れるわけですから。

■白戸:そう、怒りに振り回されるのは、何も生み出さないし、目的を見失わせるだけです。向かうべき方向は同じなわけですから。

★石田:「自分の思うようにいかない」というのは、他人に期待しすぎるから、という面もあるでしょうね。昔は私も部下に厳しく当たっていましたが(苦笑)、最近は「怒ったら負け」だと思っています。

怒ったって何も変わらないですから。一瞬、締まりますけれど、長続きしない。そんな程度ですね。また同じミスを繰り返してしまいます。それよりも、部下がどうしたらできるんだろう、どう伝えればいいのだろうと考えます。

■白戸:怒りは、何も生産しないんですね。むしろ自分の中と、周囲を嫌な空気でむしばむだけ。

ただ、その感情をいかにプラスに転換していくか、これはスポーツでもビジネスでも重要なセルフマネジメントの一つと言えるでしょうね。

 

いかがでしたでしょうか。

今の社会は、「怒ったもの勝ち」とも言われますが、

目的が共有できていれば、マイナスの感情で士気が下がるより、

いかにプラスの感情に転化できるかが問われますね。

 

仮に自分に怒りを向けてしまう場合も同様。

もう一人の自分を叱りつけるより、励ましたほうがいい。

例えば、マラソンの最中に、予定通りに足が動かないと、

自分の練習不足を嘆き、怒るより、

励ましながら、その状況下で、どうゴールするかが重要です。

私も、その点、心してレースに挑みます!

100キロマラソン挑戦への期待と不安

(掲載日:2013年7月 1日)

昨日はマラソンの一大イベント、東京マラソンでした。

毎年、すごい盛り上がりですねー。

出場された方、お疲れさまでした!

 

さて、私は今週、先週末に出た左ひざの痛みと、右ふくらはぎの痛みを

考えて、平日は外を走るのを控えました。

 

代わりに、駅近くのスポーツジムに入会を決意。

木曜の夜に、いきなり体験でおしかけて、

そのまま1時間半ほどひざに負担をかけないトレーニング。

 

で、お風呂に入ると、まあ広くて気持ちがいい。

さらに、サウナも広くていいんです。

数年前まで、別の駅のスポーツジムに通っていたので、

なんだか、懐かしく、こんなに快適だったっけと思い返しました。

 

そのあとは、会員登録をして帰ったのですが、

ドレッシングルームにこんなものが…。

 2013-02-21 22.01.24.jpg

思わず、二度見してしまいました(笑)。

頭髪以外、どこに使用するのか…。

ある絵が浮かんできましたが、ちょっと下品なので書きません。

それにしても、まさかこれ、女子更衣室にはないですよね…。

 

というわけで、左ひざをかばいながら今週からは

平日のトレーニングをこなしていこうと思っています。

 

さて、土曜の3時間ランニング、3週連続で多摩湖自転車道へ。

ちょっぴりペースを上げて走りましたが、

調子は先週よりよくて、ひざとふくらはぎに痛みは出るものの、

ひどくはなっていませんでした。

 2013-02-23 22.22.52.jpg

2013-02-23 22.23.17.jpg

ちょっと安心しながら、走り終え、健康に感謝!

そして、3時間の一人きりの時間、さまざまなことを

内省しました。

ただ、最近はレースが迫ってきているので、

専ら、100キロの本番のことばかり考えているようです。

本当に走り切れるのか、このままでは練習が足りないのでは…。

ちょっと心配事が多いのは、焦りからでしょうか。

 

ともかく、来週の日曜日は三浦マラソンに出場します。

まずは、ハーフで肩慣らし。

イーブンペースを守って、タイムは気にしません。

さすがに2時間は切っておきたいところではあります。

 

その後、板橋cityマラソン。

で、4月の初めには、8?10時間フリーランニングを自分だけで

開催しようと思っています。

 

本番に向けて、頭の中が100キロ一色になりつつある

編集Fでした。

営業Tさんの走り込み

(掲載日:2013年7月 1日)

今回は、小社のランニング仲間でもある営業Tさんの

練習をご紹介いたします。

 

Tさんは、私より年上ですがかなりのランナーで、

キャリアも長い。

フルマラソンを何度も3時間台で完走しています。

 

今度の板橋cityマラソンには、外部編集T君と私を含めて

三人で参加予定です。

Tさんいわく、私やT君がかなり距離を伸ばして練習して

いるので、触発されたとのことで、

Tさんもこのところ、週末はなんと4時間近く走っているとのこと。

 

自宅のある川崎から、横浜のみなとみらいを回ったり、

この前は、なんと渋谷のほうまで足を延ばしたそうです。

この寒い時期に、私より熱心な走り込み…感服です。

 DSC_0278.jpg

そんなTさんが、走っている途中にスマホで撮った写真。

「国道」なんて名前の駅があるんですねー。

鶴見線だそうです。ガード下の景色は昭和の風情で有名だとか。

DSC_0283.jpg

駅名の由来は、ウィキによると、

「鶴見線と京浜国道との交点にあることから命名された」そうです。

まったく知りませんでした。

 DSC_0263.jpg

みなとみらいのマリンタワー、キレイです。

夕刻過ぎだと、カップルも多そうですね。

DSC_0240.jpg

この橋は大師橋だそうです。

多摩川にかかる橋です。

 

長距離を走っていると、ちょっとした冒険気分。

さすがに3時間以上走るとかなり体にこたえますが、

知らない風景やお店、意外な場所に気づいて、

なかなか楽しいものです。

 

うーん、私のコースより、お洒落で楽しそう…。

ま、比較するものでもないのですが。

 

社長のFさん、営業のTさん、そして私。

それぞれに、それぞれのレベルでランニングライフを

充実させています。

スピンアウト企画 「本番で実力を発揮する方法」白戸太朗さん

(掲載日:2013年7月 1日)

さて、いよいよ東京マラソンが間近に迫ってきました。

エントリーされているみなさん、頑張ってくださいね!

Do Your Best!

 

暖かくなってくるこの時期、そろそろ

各地でマラソン大会がたくさん開催されますね。

 

今回のQAは、白戸さんのみの回答になります。

本番で実力を発揮する方法、多くの方の参考になるのでは

ないでしょうか。

では、どうぞ!

 CIMG1177.jpg

Q

本番に弱いのですが、アスリートのメンタルのコントロール方法を教えて下さい。

A

■白戸:本番に弱いという方のほとんどのケースが、自分で自分に過剰なプレッシャーかけているんです。つまり過剰に期待しているんですね。

僕が長年スポーツをやってきて思うのは、自分の実力以上のことは起きない、まぐれはないということ。

スポーツの世界は、実力を100%出し切れたらOK、合格です。100%までは出せないのが普通なので。つまり、実力以上のことはできないんです。

そういう意味では、結果や自分に対して過剰に期待をしないで、普段練習でやっている通りに本番に挑むのがいちばんです。

自信に繋げるための練習、それはもちろんあります。ただ、長距離の選手は、オーバーワークしすぎて負けるということが多い。不安で練習しすぎる。それが故障に繋がる。やらない我慢も必要ですね。

また、普段の練習でも、本番みたいなプレッシャーをかけるのも面白いです。何人かで本格的にやると盛り上がって面白いですね。擬似本番というか予行演習というか。

とにかく言えるのは、自分に過剰に期待しない。自信を持つことと過剰に期待することは微妙に違うので。人間、やってきたことしかできないんです。まずはそれを受け容れて素直になることが必要です。

 

 

いかがでしたでしょうか。

実力以上のことはできない。…真理ですね。

だから普段の練習が重要。

 

これも白戸さんの言葉ですが、

こうした長距離レースに出る場合、

その「スタート地点に立っていることがすでに勝者である」と…。

この言葉、私は大好きです!

 

練習を積み重ね、努力をしてきた。

その過程を踏んで、スタート地点に立っているあなたは、

すでに自分に勝っているのだ。

本番は緊張せずに楽しむ場、たくさん楽しもう!

 

素晴らしいです。

皆さんも、本番前に緊張しすぎたり不安になったとき、

この言葉を思い出してくださいね。

きっと楽しんで走れると思います!

編集F、100キロマラソン挑戦に黄色信号?

(掲載日:2013年7月 1日)

東京マラソン、いよいよ迫ってきましたね。

出場される方は、体にはお気をつけて走ってくださいね。

そのうえで、ベストな走りができることをっ!

 

さて、私の100キロ挑戦は、やや暗雲が立ち込めております…。

と、言いますのも、この前の土曜日の3時間ランニング、

午前中にカイロプラクティックへ行き、やや痛む左ひざを施術して

もらい(実際にはひざよりも周辺の筋肉を施術)、サポーターもつけ

万全で挑みましたが、やはり走りはじめるとすぐに痛みが…。

 狭山公園.jpg

(最近のランニングコース)

弱い痛みなので、そのまま走り続けますが、ずっと痛いままです(泣)。

そのうち、2時間過ぎには右足のふくらはぎを痛めてしまいました。

おそらく、左をかばう故に、右に無理がかかったのでしょう。

なんとか3時間は走り終えましたが、両足痛くてつらかったー。

本当は、勇気を出して途中でやめるべきだったかもしれません。

 2013-02-16 22.31.26.jpg

(狭山公園付近にはこんな看板も…さすがトトロの森)

左ひざの痛みの対処法として、あとはシューズのインソールを

購入し、試してみようと思います。

入念なストレッチも欠かせませんね。

 

先週、急に平日も2回、1時間走ったので、

疲労が蓄積しているのかもしれませんね。

痛みは体の信号とも言います。

折角平日も走るようになったのに、二箇所も故障があっては

さすがに練習をためらいます。

…困った。

 

33日には三浦のハーフマラソンも迫っています。

うーん、ここはスポーツジムに臨時で通って、

水泳や、バイクなどでスタミナ練習をしようかな。

ただし、走る筋肉と、これらの筋肉は違うらしいので、

気休めにしかならないのかもしれませんが。

 

本番まであと2か月少し。

段々と、自分がチャレンジしようとしていることの大きさを

実感し、焦っております。

 

ま、でもできることをやるだけです。

深刻に考えたって仕方がありません。

「できるだけ楽しんで練習をし、本番も楽しんで走る」

あ、これは今、書きながら浮かんだことですが、

今回のテーマにします(笑)。

 

完走できるにしろ、途中リタイアに終わるにしろ、

ある程度、予定通りに練習を進め、

それなりに前進している実感はあります。

そして、ふと思うのは、

この練習の積み重ねを、いつか、

「俺も若い時、結構がんばったな」(若くはないが…)

「あのときは、大変だったけども楽しかったな」と。

密度の濃い時間として、思い出せるような気がするのです。

 

いつまで生きられるのかはわかりませんが、

多分、ずっと遠い将来に。

スピンアウト対談《石田淳×白戸太朗》Q&A編Part3

(掲載日:2013年7月 1日)

「怒り」や「イライラ」などの負の感情は、

大きなストレスとなって、想像以上にその人にダメージを

与えるといいます。

 

ビジネスパーソンにとって、

ストレスマネジメントが重要な時代ですが、

社内や家庭がギスギスしてストレスがたまるばかり…ということも。

 

今回は、そんな、ストレスを溜めやすい人からの質問です。

 

Q

ちょっとした上司の言葉で傷つきます。こんな私でも変われますか?

A

★石田:もちろん、変われるでしょう。でも、どんな言葉で傷つくんだろう…。今の社会では逆に上司の方が、パワハラに敏感になって悩んでいますけどね。明らかに部下が悪くても、あまり強く怒ることも叱ることもできないと聞きますし。

■白戸:この方の場合、上司だけじゃなくて、他人に何か言われると必要以上に気にしちゃう、傷ついてしまうんじゃないですかね。人のことを気にしているよりも、まずは、自分の物事の捉え方を変えていったほうがいいんじゃないかな。

★石田:そうだと思いますね。物事を多様に捉えたり、意味づけするのは、人間の素晴らしさでもありますが、同時に人間は、頭で考えたことが体に影響を与えてしまうんです。例えば、極度の高所恐怖症の人が高い場所を想像して「怖い」と思ったら、その場所に行く前から立ちすくんでしまう。仮想の現実にさえ反応するんですね。

一方、動物は事象(今、起きていること)にしか反応しない。シマウマなどがサバンナで生きていくのに、今日は大丈夫だったけれど明日はライオンに捕食されるんじゃないか、などと心配していたら、それこそ参ってしまいます。

上司の言葉は、変えようと思っても変わらないでしょう。それよりも上司の言葉を自分がどう捉えるかを変えればいい。人は生まれつき、ある程度は性格の強さやメンタルのタフネスに多少の差はあるでしょうが、物事の捉え方(認知の仕方)一つで変われます。「自分は弱い」と思い込んではいけない。

■白戸:簡単にそう変わらないと思うなら、まずランニングするといいですよ(笑)。本当に。内省の時間を持つことで、物事のさまざまな側面が、今までは見えなかった部分が見えてくると気持ちが楽になることがあります。「認知」を変えるきっかけとしては適しています。

また、ネガティブであることは、必ずしも悪くありませんが、例えば大会などで長距離を走る時は、やはり前向きでなければやっていけない。それもまた「認知」を変えるいい機会になります。

★石田:ぜひ、ランニングを習慣化されるといいですね(笑)。それと、この方の場合、自分の認知から、一歩離れて、心を落ち着けてみることから試してみるといいでしょうね。感情が爆発しそうになったら、席を外してみる。トイレで自分の顔を鏡で見たり、ちょっとだけ街を歩いて深呼吸したり。

■白戸:冷静になって自分を客観視するのは大切なことですね。あとで頭を冷やして考えてみると、言われていることは、たいしたことなかった、なんてこともあるでしょうし。あの上司は、ちょっと言い方がきつい人なんだな、と納得できたり。

★石田:人間は、頭の中の出来事と現実の区別が明確にはつかないんです。だから、場合によってはちょっとした言葉に傷ついて、「あの人は私を憎んでいる」とか「逐一私をチェックしている」とか、ありもしない現実をこしらえてしまう。想像力が“現実”を作ってしまうこともある。これは怖いことです。そうしてその人を避けていると、相手からも避けられるようになるからです。

だから、現実の手ごたえが必要です。つまり、自分の心ではなく、行動にフォーカスすることを心がけていただければと思います。

 

本書にも「認知」を変えることについては、詳しく書いて

ありますが、本当に重要なことだと思います。

 

人間は思い込みが強く、誤解しやすいと言います。

しかも、頭で考えることは、たいがいネガティブ寄りになってしまう。

 

私は、先日ふと思ったのですが、

ランニングによる内省の時間と、布団に入って寝付くまでの時間、

自分と向き合うという点では、ちょっと似ているんですが、

なにが違うのか。

 

決定的な違いは、寝付くまでの時間はたいてい心配事ばかりが

頭の中を占めて、たまに不安で寝られなくなるということ。

ランニング中には、そんなことはありません。

意識はかなりフラットで、瞑想に近い状態です。

 

頭、つまり脳ばかり使っているとその暴走につき合わされやすいが、

体も使っていれば、均衡がうまく保てるということかな、

と思います。

社長Fのランニング挑戦記!

(掲載日:2013年7月 1日)

今回は、いつも更新している編集担当F君の代わりに、

私、弊社の社長を務めさせていただいております、

社長Fこと藤木が更新させていただきます。

よろしくお願いいたします。

(※編集F注 今回は社長がどうしても俺に書かせろと…。

乗っ取られてしまいました…)

 

実は私、以前にF君がブログに書いたようですが、

最近ランニングを始めました。

週末に1時間ほど走り遠出をします。

現在63歳の私にとっては、これはなかなか大きなチャレンジです。

 2013-02-14 18.54.11.jpg

(こんな感じ?)

始めたきっかけは、まだ本になる前の原稿を読んだことでした。

本の宣伝めいてしまいますが、

宣伝のためではなく、本当に興味を持って走ってみたくなったのです。

いろいろストレスを抱え、酒量も増え、心理的につらいことも

あったので、セルフコントロールに結び付けたい

という気持ちもあったのです。

 

この話を書店のイベント時に、著者の石田さん、白戸さんに

挨拶した際にお話すると、お二人とも驚いて、

「それだけでもこの本を書いた意味があります!」と、

冗談交じりにおっしゃって、とても喜んでくださいました。

 

実は、ランニングを始める前から、週末にはよく近所のプールに

泳ぎに行っていましたので、持久力があり、

我ながら上達は早かったようです。

クロールでは1000メートルくらい泳げます。

ですから、いわゆる、エンデュランス系スポーツは

初めてではないのです。

 

まだ走り始めて2か月ほどですが、

体重は2キロくらい減少しまして、体調もすこぶるよく、

集中力が増したような気がします。

もっとも、食欲が出てきて体重は今一つ減りません。

役職柄、ストレスが大きいのですが、

走ることでかなり軽減しているのを実感しています。

 

私は、どちらかというと実践から入るので、

まずランニングをしてみて、それから入門書や、

類する本を購入して、どんな走り方がいいのか研究しております。

 

当初、30分通して走るのも苦しいので、途中歩いておりましたが、

ゆっくり歩くような速度で走れば、

1時間は走れるようになりました。

 

目標は、まずは10キロの大会に出て完走すること。

夢はハーフマラソン完走。

F君には、無理をしないで…と言われますが、

私もまだまだ若い者には負けません!

生きている間に一度でも、フルマラソンにもチャレンジできれば、

大きな夢を抱いております。

 

というわけで、たまには私もこのブログに参加させろと、

申しまして、近況を書かせていただきました。

 

今後とも、このブログ、そして『挫けない力』を

どうぞよろしくお願いいたします。

 

(ここから編集Fです)

…社長、ありがとうございました。

年寄の冷や水…じゃなかった、チャレンジ、感服です。

いつか、フルマラソン、一緒に出ましょうね。

スピンアウト対談《石田淳×白戸太朗》Q&A編Part2

(掲載日:2013年7月 1日)

行動を起こしたい、でもいろいろ考えると、阻害要因も多い。

うじうじ悩んで、結局「できたらいいなあ」で終わってしまった。

…そんな経験ありませんか?

私はあります(きっぱり)。

 

今考えると、もったいなかったなあと思います。

折角、何かしらのきっかけがあったのに、スルーしてしまった。

あの時、一歩踏みだしていたら…。

やった後悔より、やらない後悔は引きずりますね…。

 

頭で考えるなら何でもできますが、

行動に移すのは本当になかなか難しいものです。

 

今回は、そんな悩みに、お二人が答えます。

では、QA2回目スタート!

 

Q

スポーツジムに通いたいのですが、職場の理解が得られなくて困っています。

A

★石田:うーん、これって仕事が忙しくって時間がないってことですかね? 例えば、ジムに通うのは仕事終わりだけじゃなくて早朝でもいいんじゃないかな。探せば、早朝からやっているジムもあると思うけれど。

■白戸:朝なのか、昼なのか、早引きするのか。職場によって通う時間は違ってくるでしょうが、結局、時間は自分で作らないと。全寮制でプライベートがゼロでない限りは、職場に迷惑がかからない時間に行けばいいだけの話ですから。おそらく、忙しくて残業の多い会社だから上司は早上がりされては困ると考えているんでしょうけれど。

★石田:厳しい言い方ですが、単に言い訳、と言われても仕方がないですね。自分がどうしてもやりたいことなら、それだけちゃんと工夫して手を尽くさなければ。ただ悩んでいても物事は進みませんから。

■白戸:別にスポーツジムでなくてもいいでしょうし。目的は何か? ですよね。楽しそうだからスポーツジムに通いたいのか、体を鍛えたいのか、走りたいのか、泳ぎたいのか。優先すべきは時間、場所、施設のどれなのか。その目的を達成する方法はいくらでもある。工夫すればいい。

★石田:職場に理解させようと考えるよりも、職場に迷惑をかけないように自分から環境を整える。他人の行動(考え)を変えるのは難しいものでしょう。まず、自分の行動を変えればいいんです。それに、ちゃんと理由を説明すれば、職場の人だってわかってくれるかもしれませんよね。そうすれば、サポーターになってくれることもあります。

■白戸:最初は反対されてもいいと思いますよ。仕事をちゃんとやっているんだったら。上司に「そんなの何の意味があるの?」なんて言われるかもしれない。でも真剣にやっていれば、最後は応援してくれると思いますよ。職場の理解が得られないから始めない、ではなくて、始めないから理解が得られない。順番が逆です。

 

これも、なかなか厳しいお二人の回答ですが、

ぐっと身に刺さってきますね。

 

他人を変えるのではなく、自分が変わる。

いい意味で、自分主体で行動をする。

仕事の面でも、そう感じることが多々あります。

 

そしてその行動が、周囲の人の行動も変えたら…。

最初は、チャレンジを冷ややかに見ていた人が、その真剣さや

行動を見て、応援してくれる。

 

白戸さんの最後のほうの言葉も刺さります。

「できないから始められない」ではなく、「始めないからできない」。

これ、すごくいい言葉ですね!

 

やっぱり、人間は何を考えたかではなくて、

何を行動に移したか、そこが重要だと改めて思います。

スピンアウト対談《石田淳×白戸太朗》Q&A編

(掲載日:2013年7月 1日)

好評につき、スピンアウト対談継続!

今回から、石田さん、白戸さんへのQAを掲載します。

 CIMG1181.jpg

本書では、ちょっと入りきらなかった部分です。

また、質問は私編集Fのものや、周囲の人間にリサーチして

集めたもので、イマイチ一般性に欠けているように思い、

掲載を見送りました。

 

では、QA1回目スタート!

 

Q

いろいろチャレンジをしてもとにかく続きません。ランニングもダイエットも三日坊主になってしまいます。渋々続けていても、中途半端で結果が出ません。どうすればよいでしょうか?

A

★石田:まず、「やるメリット」、「やらないメリット」をちゃんと書き出すなりしてリストアップすることでしょうね。そのうえで、行動しやすい“環境”を作っておく。人間は、環境によって大きく行動が変わってきますから。

フェイスブックやSNSに目標を書き込んで宣言しちゃうとか、それだけでも行動の後押しになるし、読んだ人が応援してくれてサポーターにもになるので。

■白戸:あえて、どんどん自分を追い込んだほうがいいんじゃないですか(笑)。例えば、マラソンだったら大会に出て、エントリー費を振り込んじゃう。「俺、大会に出ます!」と宣言する。お尻に火をつけて、逃げ道をふさぐ。ちょっと厳しい言い方だけど、退路を断つことも重要。

★石田:追い込みすぎるとよくないけれど、命や生活にかかわることじゃなければ、思い切りも必要でしょう。

■白戸:結局、「本当にやりたいんですか?」という話。モチベーションを確認せずに、「何となくできたらいいなあ」くらいでやってたいら、永遠に三日坊主です。何でやりたいのか、もう一回モチベーションを考え直さないと。

★石田:それと、とにかくどんなに小さくてもいいから、成功体験をすることでしょうね。ランニングなら、前回より時間を伸ばせた、楽に走れた。ダイエットなら、昨日より100グラムでも減った。その小さな積み重ねが、いつか大きく結果を出すのだから。

 

いかがでしたでしょうか。

これ、私を含め、多くの人の悩みですよね。

確かに、モチベーションの確認がすごく大切だと思います。

中途半端な気持ちでは、なかなか続きません。

それと、達成感の積み重ね。

だから毎日のレコーディングも意義があるわけですね。

 

これ、今更ながら結構刺さってくるな…。

100キロ開催の4月21日に向けて!

(掲載日:2013年7月 1日)

100キロマラソン挑戦まで、あまり時間がなくなってきました。

この連休は、一日は3時間、もう一日は1時間走ろう、と決めて

実行に移しました。

 

土曜日は21時から3時間ランニング。

今回は、趣向を変えてコースを大幅に変更。

多摩湖自転車道を走ってみました。

 多摩湖道路.jpg

家からスタート地点までは20分弱。

そこから1時間10分ほど行けるところまで。

走ってみると、すごく走りやすい!

土の部分もあるので、ひざへの負担も少なくてすみます。

私と同じナイトランナーの方も多く見かけました。

 

花小金井の駅を越え、小平。

花小金井.jpg

小平.jpg

ここでは一般道になって、

一瞬、ここで終わりか?と思いますが、先はまだまだ続きます。

西武線と並行するようになり、萩山、八坂などの駅を通過。

徐々に森の中へ。

坂道をのぼると、狭山公園の看板が。

ここで、折り返し。帰りはさすがに疲れました。

狭山公園.jpg

多摩湖自転車道のスタート地点は井の頭通りの起点というか、

終点です。

思えば、18年ほど前、社会人1年生の私は、

車の営業として、この近辺を飛び込み訪問しておりました。

夏の暑い盛り、シャツをびしょ濡れにしながら歩いたのが

なつかしく思い出されます。

 

こんな私のたった一つの栄光。

すでに、知り合いには何度も自慢して話していますが…。

飛び込み訪問で、新車、それもかなり高額の車を売ったことが

あります。

ただ単にタイミングがよかっただけですが、

たった1年間の営業体験で、数少ない成功体験は

今も、私に自信を与えてくれています。

 

「タイミングがよかったといっても、実際にちゃんと数を回って

いなければ、車は売れなかった。運だけじゃないよ」

先輩からかけられた言葉も忘れられません。

 

そんなことを思い出しながら走っていました。

 

で、昨夜は1時間少し走りました。

やはり土曜の疲れが足に残っていましたが、

1時間は短く感じられます。

 

残り二か月弱にして、ようやくエンジンがかかってきました。

ただ、左ひざの痛みは相変わらずで、

それだけが、唯一、心配の種ですね。

木曜にカイロプラクティックへ行って相談すると、

ひざそのものではなく、股関節から痛みがきている可能性が

高いとのことでその辺を中心に施術してもらいました。

 

さて、今週からはギアチェンジして、

平日もできれば二回は1時間ランニングを入れるつもりです。

体重もちょっと減少傾向。

開催日までに70キロまで落とせるか?

とにかく、ようやく本気モードです!

スピンアウト対談Part2「時間がない、走ったことがない人向け 入門編」

(掲載日:2013年7月 1日)

このブログや、特設フェイスブックをご覧になって

いただいている方は、ほとんどがランニングや

他のエンデュランス系スポーツを習慣化していらっしゃる方だと

思います。

 

この本は、まだ走っていない方、あるいは走ろうと何度か

チャレンジしたけれども走ることを続けられなかった方にも

ぜひ、読んでいただきたい内容です。

 

石田さんと白戸さんの対談の中でも、

まったく走る習慣がない人向けのお話が出ています。

──では、どうぞ。

 CIMG1190.jpg

★石田:走ったことのない方にとっては、朝からランニングを実行するとなると結構ハードルが高くなります。でも、いろいろ考えて工夫すれば方法はいくらでもありますよね。いきなりランニングでなくても、出勤時、一駅手前から歩くとか。

■白戸:朝、通勤時間を30分早くするだけでいいわけです、全然違ってくる。そういう時間を取ることは、スポーツへの入口にもなります。僕は、毎朝30分早く起きて、まずは散歩することをお勧めします。無理矢理に早起きして、いきなり机に向かって何かできるわけがないですよね、眠くなるだけ(笑)。それなら30分、あるいは15分、とにかく歩いてみる。その間にいろいろな発想が浮かんでくるし。

★石田:なるほど、少しの工夫でハードルは低くなる。それに、体を目覚めさせることで頭も目覚めると。

■白戸:ええ。僕が朝をお勧めする理由は、基礎代謝が高い状態で、一日をスタートできること。そして、朝動くことによって、一日のスケジュールの整理ができること、この二つも大きいですね。

★石田:ああ、私もそうですね。朝、走りながら今日一日のさまざまなことが整理できている。やるべきことが朝のうちに整理されていれば、一歩先んじた行動ができる。

■白戸:さらに体を動かしていると、どんどん発想が浮かんできますよね。今日の取材、やるべきタスク、ミーティングなどをプレビューする。そうすると、関連する発想やアイデアがバーッと浮かんでくる。だから、走り終わった時に、メモしないとわからなくなることがあるんです(笑)。

●石田:うん、よくわかります(笑)。

■白戸:たとえば防水のスマホを持っている人は、朝一回スケジュールを見てから走り出して、思い浮かんだことを全てボイスメールかなんかに録音しておくといいですよね。

★石田:もうやってる人、結構いるでしょうね。

■白戸:僕、前に作家さんのランニング指導したことあるんですけど。作家さんは走りながら発想が浮かんでくる。だからそれをボイスメールに録音されていました。

★石田:なるほど。朝走っていると、意識しなくても自然といろいろなことが浮かんできますよね。今日の予定、アイデア、課題指示とか。

■白戸:すごく自然に湧いてきますよね。

★石田:ええ、この自然に、ということが重要なんですね。だから私は、朝は音楽をあえて聞かず、黙々と走っています。だって、もったいないですよ。せっかく湧き上がってくるものがあるのにそこに意識を集中しなければ。

それと、走らなくても歩くだけでも十分に、いま言ったような効果はあがるでしょうね。

■白戸:ええ、間違いないですね。

 

いかがでしたでしょうか。

いつも走っている方なら、共感いただける部分が多かったと

思いますし、走っていない方も、それなら試してみようかなと

思われたかもしれません。

 

朝は、ゴールデンタイムなんですね。

代謝を上げる上でも、スケジュールを整理する上でも。

 

現在、諸々の事情で夜走っている私。

やっぱり、朝型にしなければ…と考えております。

突然のダイエット宣言!

(掲載日:2013年7月 1日)

って、すみません。大事にするつもりはないんです(笑)。

ただ、100キロ走るまでに、もっと体を絞っていかなければ、

さすがにマズイと最近思い初めまして(遅い…)。

 

私の身長は178センチ強、体重は最新の数値といっても、

2週間くらい前で75キロ弱。

やや、太目といったところでしょうか。

 

100キロという長距離では、自分の体重がまさしく重荷に。

今の私の体重はかなりの負担になるでしょう。

一緒に出場する友人は、63キロとか。

身長も違いますが、あきらかに締まっています。

 

この頃はランニングの距離を増やしたので、一時順調に3キロくらい

ストーンと落ちたのですが、現在は停滞期に。

元々、スナックやチョコレートなどのお菓子に目がなく、

夕食もだいたい22時過ぎですので、まあ、痩せるのは

運動のみでは難しいのでしょうね。

 

さらに、40歳を超えると代謝も落ちるので

益々痩せにくいと思います。

 

手始めに、夕食のご飯を抜いて糖質制限をし、

お菓子にできるだけ手を出さないようにします。

 

4月中旬までに70キロ、つまり5キロの減量。

ランニングの距離も延ばすつもりですし、

多分、無理のない数値設定でクリア可能だと思うのですが、

さていかに。

 

今後また、体重計の写真付きでご報告いたします。

スピンアウト対談《石田淳×白戸太朗》

(掲載日:2013年7月 1日)

巻末に収録している石田さんと白戸さんの対談。

実は、ページ数や本文とのダブりなどの関係で、

泣く泣くカットしたお話が結構あります。

 

今後、ブログでこのお二人の対談を、

時々、部分的に掲載していきたいと思います。

 

さて、今回はその第一回目。

最近、スポーツと体罰の関係がニュースで取沙汰されています。

このお話は、図らずもその問題への一つの解答があると思います。

…では、どうぞ!

 

★石田:スポーツの世界では、デビューから引退まで、まったくの無敗なんてありえないですよね。負けたことがなければ、成長の機会がなくなっちゃう。

■白戸:選手にとっては、負けないほうがいいのかもしれませんが、負けたことによる成長はすごいんです。誰の言葉か覚えていませんが、「スポーツは勝った時は喜び合えるし、負けた時は学ぶことができる」。確かに、負けた時のほうが、学びは多いものです。

★石田:ビジネスにおいてもそうだし、人生においては何でもそうでしょうね。

■白戸:スポーツは、この「学び」が経験できるのがいちばん素晴らしい。だからジュニアスポーツでは、負けることが実は大きな財産なんですよ。

CIMG1188.jpg

★石田:勝ち続けると成功体験だけで終わってしまう。もし、その子に才能があってプロ入りしても、プロになった途端に、伸び悩むかもしれないわけですよね。

■白戸:苦く悔しい思いして、じゃあ、どうしたら俺はあいつに勝てるんだ。負けた子どもはそれを考える。その繰り返しが、「挫けない力」を養うんでしょう。

●石田:野球で言えば、楽天イーグルスの田中投手は、甲子園では負けたけれども、プロでは球界のエースにまでなりましたね。

■白戸:負けて成長する。ビジネスも本来はそうなのかもしれないですけど、スポーツはそれがよりわかりやすい。話はズレますが、だからスポーツには教育としての素晴らしさがある。負けて学んで、またそれをバネに頑張って、もしかしたらそれを何回か繰り返しているうちに「勝つ」というご褒美がもらえる瞬間がやってくる。だから勝った瞬間が嬉しい。何も努力しないで勝っていたら、あまり嬉しくないでしょう。

★石田:すぐにあきちゃうでしょうね。勝ってばかりのゲームにはまったく魅力がないでしょうから(笑)。

■白戸:スポーツは、体験談としてもわかりやすいし、学びの場としても最適。だから昔から教育や精神の鍛錬の場として使ってきたんだろうなと思います。それをみんな体験的にわかっているのでしょうね。

★石田:なるほど。順位もはっきり出るし、試合もほとんどが一日のうちに結果が出る。練習の過程を入れると長期戦ですが、ビジネスほど長いスパンで見なくてもいい。負けたら「何で俺はあの子に負けたんだろう?」と思うのが大事で、そこから課題を導き出して修正していく。確かに、素晴らしい学びの場と言えますね。

 

…いかがでしたでしょうか。

抜粋ですので、読み足りない部分があるかもしれません。

しかし、お二人がお話になっているのは、

いわゆる昨今の「勝利至上主義」とは対極のことです。

 

いきすぎた体罰の原因として、

この「勝利至上主義」や「結果しか見ない」という部分が大きく

あると思います。

 

思想家で武術家の内田樹さんが、著書の中で

高校野球について、こんなことを書いていらっしゃいます。

 

(以下引用)──夏の甲子園高校野球には四○○○校以上の高校が参加するが、勝利するのは一校だけで、残りはすべて敗者である。このイベントに何らかの教育効果があるとすれば、それは間違いなく「どうやって勝つか」を会得することではない。(中略)参加者のほとんど全員が敗者であるイベントが教育的でありうるとしたら、それは「適切に負ける」仕方を学ぶことが人間にとって死活的に重要だということを私たちが知っているからである。(『昭和のエートス』

「負け方を習得する」P59?60 文藝春秋文庫より)

勝敗ですべてをわけることは非常に危険だと思います。

そして内田さんは、「適切に負ける」には、

1)すべて自分の責任として負けを受け容れること

2)敗北から何かを学び取ること

3)負けたけれどその過程がとても楽しかったと記憶すること

を挙げていらっしゃいます。

 

ビジネスでは常に結果が問われます。これは資本主義経済の

フレームの中では当たり前のことです。

ですが、スポーツにおいては、それが学びになる。

…今の社会にはそこまでの余裕はないのかもしれませんが、

ビジネスにおいても、失敗や挫折から学ぶことは

実は非常に重要だと思います。

本書の石田さんの挫折経験でも、大きな失敗や挫折を経て、

今の石田さんがあることがわかります。

 

勝つことばかりに汲々としがちな現代。

もっとチャレンジを恐れず、過程を楽しみたいものですね。

 

だからこそ、本書では、ランニングを強くお勧めしています!

踏み出したことのない距離への挑戦、

出たことのない大会への出場、

そして勝負を超えた、ゴールへの過程の重要さ。

 

ビジネスで凝り固まった思考や、体を解きほぐすには

これほど最適なものはありません。

 

というわけで、少し長くなりましたがこのへんで。

ご覧いただきましてありがとうございました!

また、ぜひご覧くださいませm(__)m

人それぞれのマラソン

(掲載日:2013年7月 1日)

ちょっと古い話になりますが、昨年12月に笹川スポーツ財団が

調査した結果によると、昨年のマラソン人口は推計1千万人以上!

これ、すごい数値ですね。

日本人の10人に1人が、ランナーなわけです…。

 

もっとも、「1年間にジョギング・ランニングをしたことがある」

と回答した人の数から、推計しているようなので、

年に1回でも走れば、マラソン人口に算入されてしまう

のですが。

 

調査では、男性のほうが愛好者が多く出たとあります。

女性のランナーもよく見かけますが、確かに大会に出ると

男女比では73くらいで男性が多いでしょうか。

 

でも、最近は「ランニング女子」という言葉もあるくらいで、

女性の愛好者もかなりの数に上っているはず。

皇居を走っていても、すらりとキレイな姿勢で走っている

女性を見ると、すこし元気が湧いてきて、

疲れた体にムチが入ります(完全におじさんモードで…)。

 

マラソンをはじめとしたエンデュランス系スポーツ。

その始めたきっかけや、継続度、練習量などは、

ほんと、始めた人の数だけあると思います。

 

健康維持、ダイエット、友人に誘われて、ブームだから、

メンタル面の強化、なんとなく面白そうだから…。

 

動機も頻度も、人それぞれ。

入口は、どんな動機でもいいと思うんです。

でも、ひとつだけ共通する大切なことは「楽しむこと」ではないでしょうか。

そもそも、楽しくなければ続かない。

あるいは、なにかしらの効果・ベネフィットが得られなければ

人間は物事を継続しにくい。

 

『挫けない力』では、この効果・ベネフィットの部分を

さまざまな角度から検証し、

さらに、楽しんで“続ける”ことを推奨しています。

 

さて、マラソンは一過性のブームなのでしょうか?

実際に走り始めた人が、習慣化することに成功すれば、

国民的生活習慣として定着するかもしれませんね。

 

もちろん、走る理由と同じように、走らない理由も

ひとそれぞれ。

健康上の理由から、あるいは時間的制約などから、

走りたくても走れない方もいらっしゃいます。

どちらがいいとか、走らなければ「ダメ」なんていう考え方は

危険でしょう。

 

私も一人のランナー(の端くれ)として、

走ることができることに感謝しつつ、

今後の動向に注目していきたいと思っています。

 

なーんて、客観的なことを言っている場合ではなく、

目前に大きな目標が迫ってきているので、

とにかくその山を乗り越えなければ!!!

久々の100キロマラソン挑戦レポ

(掲載日:2013年7月 1日)

今週末は、びっくりするくらいに暖かい気候で、

ちょっとホッとした方も多かったのではないでしょうか。

 

かなり気温が上がると予想されていた土曜日、我が家では、

久々に昭和記念公園へ行ってきました。

歩くと汗ばむ感じ。もう春か?と錯覚するくらいでしたが、

実際、春になると咲き乱れる花はまだまだ。

じっと、来たるべき時に備えているようでした。

 

もっと多くの来園者がいるかなと思いましたが、

2月の初め、そう人は多くなく、

息子はストライダーというペダルのない自転車を

我がもの顔で乗り回していました。

 

夜は、息子を寝かしつけた21時からが私のランタイム。

今日で、3週連続の3時間ランニング挑戦。

2時間にはすっかり慣れたものの、3時間はやはりきついので、

ちょっとだけ家を出る前に覚悟が必要です(笑)。

 

今回もコースをアレンジ。大泉インターの辺りから、谷原で環八、

南下して井の頭通りをずっと下って…というように、

いろんなところを走っていると飽きないものです。

 

やっぱり2時間を超えると急に体が重くなります。

それでも、淡々と走り切りましたー。

比較的、夜も暖かかったので、喉が渇き、いつもより

水分を多く補給。

…気になったのは、左ひざの痛み。

ごく軽いので、違和感に近いのですが、これ本番まで

大きな故障にならなければいいなと、ちょっと心配です。

 

家に帰ってシャワーを浴びて、さらに水分補給。

気分がすっきりして、日々のストレスが吹き飛んでいます。

週末のゴールデンタイム、しばしひたって、

気付けば2時近くになっていたので、すぐに眠りにつきました。

 

100キロ本番は421日。春真っ盛りです。

昼に見た、公園の花壇を思い出しました。

土の中で、球根や種は、来たるべき時に備えて、今、冬の

寒い間、じっと力を蓄えている。

私も、その意味では、今は淡々と走って力を蓄える時。

 

自分を花にたとえるのは、ちょっと…という感じですが、

100キロ完走した時には、大輪の花が咲くのかな…などと、

やや乙女チックな空想です(笑)。

それは、私にしか見えない花かもしれませんが、

人生で、そんな花を見たことがこれまで悲しいかな、ありません。

初めて見る、大輪の花…どんな香気をまとっているのでしょう。

 

まだまだ寒い2月の初旬に、春を想う編集Fでした!

あなたの「挫けない度」チェック(非公式)

(掲載日:2013年7月 1日)

私、編集Fが独断と偏見で作ったチェックリストです。

なので、一応非公式とさせていただきます(笑)。

ただ、『挫けない力』の内容を踏まえて作ったものですので、

それほど的外れではないはず…。

 

■「挫けない」度数■

Check1

Q01.□ 好奇心は旺盛なほうだ

Q02.□ わからないことがあると、すぐに自分で調べる

Q03.□ 短くても、自分と向き合う時間がある

Q04.□ いつも上機嫌だと言われる

Q05.□ どちらかと言えば朝型人間だ

Q06.□ 目覚めがよく、朝食もおいしい

Q07.□ 仕事以外に趣味があり、会社以外につながる仲間がいる

Q08.□ 仕事のノルマを半分達成したとき、「もう半分だ」と思える

Q09.□ 1年以上継続していることが複数ある

Q10.□ 未知のことにチャレンジするのが楽しい

 

※チェック1つが10%。つまりチェックの数を10倍すれば、

あなたの「挫けない度数」が算出されます。

 

■「挫ける」度数■

check2

Q01.□ つい頑張り過ぎて、楽しいはずのことが苦行になることがある

Q02.□ 感謝の言葉を周囲にあまりかけていない

Q03.□ 自分で問題を抱え込み過ぎて、動きがとれなくなりがち

Q04.□ 行動する前に、自分にはできないだろうと先入観を持ってしまう

Q05.□ 相談したり弱音を吐く友人や同僚が少ない

Q06.□ 目先のことばかりに追われて長期的な計画が立てられない

Q07.□ 仕事・プライベートで優先順位をつけられず、混乱することが多い

Q08.□ 怒られたり失敗すると、いつまでも引きずってしまうほうだ

Q09.□ デスクワークばかりで、ほとんど運動しない

Q10.□ 億劫で休日は家に閉じこもりがちだ

 

※チェック1つが10%。つまりチェックの数を10倍すれば、

あなたの「挫ける度数」が算出されます。

 

「挫けない度数」から「挫ける度数」を引くと「あなたの挫けない力」

が出る…というわけです。

よろしかったら、一度お試しください。

あくまで、お遊び、ということで(笑)。

多々、突っ込みどころはあると思いますが大目に見てくださいませ。

 

ちなみに私の「挫けない度数」は50%。

「挫ける度数」は40%

つ・ま・り…挫けない力=10%

です(汗)。

 

むむ、編集担当としてはかなりヤバい数値が出ました!

これ、やっぱり失敗作かな…。

 

もし、お試しいただけたら、フェイスブックのコメント欄で

ご報告いただけると大変嬉しいです。

よろしくお願いいたしますm(__)m

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『挫けない力』特設サイト 仕事にRunが効く!!
当ブログのご紹介

1月中旬発売予定の『挫(くじ)けない力』(仮)の紹介ブログです。
新着情報、書籍内容の紹介、編集こぼれ話、そして担当編集Fの「過酷…(-_-;)100キロマラソンへの道のり」などを随時更新していきます!
30代~40代のビジネスパーソンの方、特に運動初心者、ランニングに興味のある方必見です。
ランニングやウォーキングなどを、行動科学の「続ける技術」(@石田淳)で、楽しみながら習慣化し、ビジネスでの成果、心身の充実、生きる喜びを一緒に実感していきましょう。

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