さて、いよいよ東京マラソンが間近に迫ってきました。
エントリーされているみなさん、頑張ってくださいね!
Do Your Best!
暖かくなってくるこの時期、そろそろ
各地でマラソン大会がたくさん開催されますね。
今回のQ&Aは、白戸さんのみの回答になります。
本番で実力を発揮する方法、多くの方の参考になるのでは
ないでしょうか。
では、どうぞ!
【Q】
本番に弱いのですが、アスリートのメンタルのコントロール方法を教えて下さい。
【A】
■白戸:本番に弱いという方のほとんどのケースが、自分で自分に過剰なプレッシャーかけているんです。つまり過剰に期待しているんですね。
僕が長年スポーツをやってきて思うのは、自分の実力以上のことは起きない、まぐれはないということ。
スポーツの世界は、実力を100%出し切れたらOK、合格です。100%までは出せないのが普通なので。つまり、実力以上のことはできないんです。
そういう意味では、結果や自分に対して過剰に期待をしないで、普段練習でやっている通りに本番に挑むのがいちばんです。
自信に繋げるための練習、それはもちろんあります。ただ、長距離の選手は、オーバーワークしすぎて負けるということが多い。不安で練習しすぎる。それが故障に繋がる。やらない我慢も必要ですね。
また、普段の練習でも、本番みたいなプレッシャーをかけるのも面白いです。何人かで本格的にやると盛り上がって面白いですね。擬似本番というか予行演習というか。
とにかく言えるのは、自分に過剰に期待しない。自信を持つことと過剰に期待することは微妙に違うので。人間、やってきたことしかできないんです。まずはそれを受け容れて素直になることが必要です。
いかがでしたでしょうか。
実力以上のことはできない。…真理ですね。
だから普段の練習が重要。
これも白戸さんの言葉ですが、
こうした長距離レースに出る場合、
その「スタート地点に立っていることがすでに勝者である」と…。
この言葉、私は大好きです!
練習を積み重ね、努力をしてきた。
その過程を踏んで、スタート地点に立っているあなたは、
すでに自分に勝っているのだ。
本番は緊張せずに楽しむ場、たくさん楽しもう!
素晴らしいです。
皆さんも、本番前に緊張しすぎたり不安になったとき、
この言葉を思い出してくださいね。
きっと楽しんで走れると思います!