行動を起こしたい、でもいろいろ考えると、阻害要因も多い。
うじうじ悩んで、結局「できたらいいなあ」で終わってしまった。
…そんな経験ありませんか?
私はあります(きっぱり)。
今考えると、もったいなかったなあと思います。
折角、何かしらのきっかけがあったのに、スルーしてしまった。
あの時、一歩踏みだしていたら…。
やった後悔より、やらない後悔は引きずりますね…。
頭で考えるなら何でもできますが、
行動に移すのは本当になかなか難しいものです。
今回は、そんな悩みに、お二人が答えます。
では、Q&A第2回目スタート!
【Q】
スポーツジムに通いたいのですが、職場の理解が得られなくて困っています。
【A】
★石田:うーん、これって仕事が忙しくって時間がないってことですかね? 例えば、ジムに通うのは仕事終わりだけじゃなくて早朝でもいいんじゃないかな。探せば、早朝からやっているジムもあると思うけれど。
■白戸:朝なのか、昼なのか、早引きするのか。職場によって通う時間は違ってくるでしょうが、結局、時間は自分で作らないと。全寮制でプライベートがゼロでない限りは、職場に迷惑がかからない時間に行けばいいだけの話ですから。おそらく、忙しくて残業の多い会社だから上司は早上がりされては困ると考えているんでしょうけれど。
★石田:厳しい言い方ですが、単に言い訳、と言われても仕方がないですね。自分がどうしてもやりたいことなら、それだけちゃんと工夫して手を尽くさなければ。ただ悩んでいても物事は進みませんから。
■白戸:別にスポーツジムでなくてもいいでしょうし。目的は何か? ですよね。楽しそうだからスポーツジムに通いたいのか、体を鍛えたいのか、走りたいのか、泳ぎたいのか。優先すべきは時間、場所、施設のどれなのか。その目的を達成する方法はいくらでもある。工夫すればいい。
★石田:職場に理解させようと考えるよりも、職場に迷惑をかけないように自分から環境を整える。他人の行動(考え)を変えるのは難しいものでしょう。まず、自分の行動を変えればいいんです。それに、ちゃんと理由を説明すれば、職場の人だってわかってくれるかもしれませんよね。そうすれば、サポーターになってくれることもあります。
■白戸:最初は反対されてもいいと思いますよ。仕事をちゃんとやっているんだったら。上司に「そんなの何の意味があるの?」なんて言われるかもしれない。でも真剣にやっていれば、最後は応援してくれると思いますよ。職場の理解が得られないから始めない、ではなくて、始めないから理解が得られない。順番が逆です。
これも、なかなか厳しいお二人の回答ですが、
ぐっと身に刺さってきますね。
他人を変えるのではなく、自分が変わる。
いい意味で、自分主体で行動をする。
仕事の面でも、そう感じることが多々あります。
そしてその行動が、周囲の人の行動も変えたら…。
最初は、チャレンジを冷ややかに見ていた人が、その真剣さや
行動を見て、応援してくれる。
白戸さんの最後のほうの言葉も刺さります。
「できないから始められない」ではなく、「始めないからできない」。
これ、すごくいい言葉ですね!
やっぱり、人間は何を考えたかではなくて、
何を行動に移したか、そこが重要だと改めて思います。