「挫けない力」ブログ: 2013年3月アーカイブ
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2013年3月アーカイブ

100キロ挑戦を通して「おかげさま」を実感

(掲載日:2013年7月 1日)

昨夜は仕事帰りにスポーツジムへ。

フルマラソンのあとは、休養にあて、まったく体を動かして

おりませんでした。

 

一昨日は、行きつけのカイロプラクティックへ行き、

骨の矯正と、筋肉をほぐしてもらいましたから、

5キロのジョグを予定していましたが、帰宅が22時半で、

ちょっと外に出るのが億劫に。

 

ジョグペースでランニングマシン1時間のあと、

体幹とももの筋力トレ。

で、風呂に入って体重を量ると…。

やりましたー!ついに71キロ台の数字が!

 2013-03-27 21.50.36.jpg

本当に、この数字、いつ以来なんだろう。

あくまで100キロ挑戦の副産物のひとつだけれど、

なんだか嬉しい。

臨時ボーナスに気をよくした感じです。

 

本番まであと、25日くらい。

あと2キロ、なんとか目標値にたどりつきたいものです。

あくまで筋肉を落とさず、

脂肪という錘からの解放を目指して。

 

そういえば、最近、同僚のK君も朝ランを始めたとか。

もう10日くらい続いているそうで、

段々、その楽しさを実感しているようです。

 

これで、小社の男連中は、みんなランニングを始めたことに

なりますね。

『挫けない力』をきっかけに、「走る」会社に。

で、いつかは「挫けない」会社になればいいな…なんて思います。

 

ところで、100キロ挑戦を表明して、

ライターさんやイラストレーターさんからも、よく励ましの

言葉をいただきます。

ありがたいことです。

 

さらに、先述のカイロプラクティックでも、まるで専属の

トレーナーのような感じで、気にかけてくれて、

痛みが出ているひざを中心に施術してくれます。

これも、本当にありがたく、感謝しています。

 

決して自分の力だけで走るわけではない、そう実感します。

そもそも、この体だって、親が健康に産み、育ててくれたおかげ。

体調が万全なのも、照れくさいですが、嫁がちゃんと食事を

作ってくれるおかげ。

 

そして仕事も、同じなんですね。

1冊の本が出来上がり、読者の手元に届くのも、

読者、著者、社内の人間、外部スタッフ、印刷会社、書店などなど、

数え上げればきりがないほどの多くの要素に支えられている。

編集の仕事は、そのどれが欠けてもまったく機能しないんです。

 

この「おかげさま」という気持ちを、これからもずっと持ち、

さらに、できれば声に出すようにしていきたいな、

なんてことを思っています。

 

なんだか、「いい話」にまとめてしまって、

ちょっと恥ずかしいですが。

本当に大変な状況にあるときに、ランニングなどできない?

(掲載日:2013年7月 1日)

最近、練習などで走っていて、ふと頭に浮かんでくること──。

経済的、精神的、時間的にまったく余裕がない人が

ランニングをこうして習慣化することができるのか、ということです。

 

その度合いにもよると思いますが、本当ににっちもさっちも

いかない人には、なかなか難しいことだと思います。

多くの問題は、お金が解決するのでしょうが、

こころの病など、重篤になるほど、お金でも解決できない

非常に難しい問題が人生にはあると思います。

 

ただ、多くの方はそこまで追い詰められる前の段階で、

さて、どうしたものかと悩み、元気を失っているのでは

ないでしょうか。

 

厚生労働省によると、うつ病の予備軍は100万人を超えると

いいます。これはすごい数字です。

それだけ、大変な時代に私たちは生きているのだと実感します。

 

『挫けない力』のなかで、石田さんはランニングが人間の「認知」を

変える素晴らしいツールであることを力説されています。

 

また、「逆境」にもさまざまあって、生存に関わる危機もから、

ちょっとした人間関係の行き詰まりまで、すごく広い範囲で

私たちはその言葉を使います。

 

逆に言えば、それだけ「認知」が、現実をそれぞれ解釈して

さほどの危機でないものを、危機と勘違いしたり、

余計な心配をして元気を失っているとも言えそうです。

 

ランニングなどできない大変な状況であるかどうか、

つまるところ、それを決めるのは渦中にあるその人ということ

でしょうか。

人から見て、すごく大変な状況にある人でもランニングを習慣化

する人はいますし、余裕があってもできない人もいる。

 

話は変わりますが、先日参加した板橋cityマラソンの会場で、

スタート前にMCの人がこんなことを言っていました。

「いろいろな方が、いろいろな事情があって、

このマラソン大会に参加されていると思います。

病気からリハビリを経て、参加されている方もいらっしゃるでしょう」

だから、あまり無理をせずに、それぞれのマラソンを愉しんでね、

というような内容だったと思います。

 

私はなんとなく聞き流していましたが、今思えば、

スタート地点に立っていた1万人を超える老若男女には、

それぞれにストーリーがあって、

同じ日、同じ時間に42.195キロという長丁場の

同じスタート地点に立っていたのだ、と実感しました。

なんだか、これってすごいことです。

高揚した会場の雰囲気や、参加者の雑談などを聞いていると、

そんな背景を忘れてしまいがちなんですね。

 

また今日、電車の中で週刊誌を読んでいて、

『シティ・マラソンズ』(三浦しおん・あさのあつこ・近藤史恵)

という人気作家がマラソンをテーマに描いた物語の紹介が載って

いました。舞台は、ニューヨーク、東京、パリ。

それぞれの都市で、人生のスタートラインに立とうとする人間を

描いたものだそうです。文庫版だから、すでに出ていた本でしょう。

 

あ、これは買っておこうと思いました。

ずいぶん昔、村上龍さんの『ニューヨーク・シティマラソン』を読み

ましたが、イメージとしては近いのかな。

 

私は、先日のフルマラソンを

100キロへの通過点、練習」なんて書いていましたが、

人によっては、人生をかけたすごい思い入れのある大会だったかも

しれません。あるいは、それこそ、大病から生還してリハビリを積み、

ようやくフルマラソンに挑戦できるようになった人がいたかもしれません。

ちょっと、私は傲慢だったのではないか、そんなふうに反省しました。

 

話が二分してしまいました。

ただ、どちらにも共通するのは、人は人の数だけその背景があり、

マラソン大会に出場するのも、比較的条件がよく参加できる人、

大きな試練や障害を乗り越えて参加する人、

さまざまなグラデーションがあるということ。

 

改めて、100キロへの自分のモチベーションを振り返った

編集Fでした。

レジリエンスについて

(掲載日:2013年7月 1日)

レジリエンス(resilience)とは、ウィキペディアによると、

「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも

訳される心理学用語のこと。

 

石田さんのブログ(120日)でも、

《▼困難や急な変化にもしなやかに対応する

「レジリエンス力」とは?》というタイトルで、

その重要性について触れていらっしゃいます。

 

仕事で読んでいた本にも、

このレジリエンスという言葉が頻繁に使われていました。

オバマ大統領の就任時の施政方針演説でも使われて

有名になった言葉だそうです。

 

私が読んでいる本では、このレジリエンスは、

こころの病の防御因子としても注目されているそうです。

レジリエンスを「こころの免疫力」と位置付け、

単に脳の問題だけではなく、食べ物や腸内細菌を含めた、

体全体の問題としてとらえ、その力をいかにつけるかが重要とのこと。

 

石田さんのブログにある通り、

この力を身につけるためにはランニングが非常に有効です。

それは、本書『挫けない力』のテーマでもあります。

副題の「逆境に負けないセルフマネジメント術。」

これこそ、まさにレジリエンスそのものだと思います。

 

こころの問題は、なかなかこころの操作では

解決しづらいと感じます。

昔から瞑想や呼吸法などが、こころを落ち着ける方法として

定着しているのも、こころの問題(脳の暴走)を、

いかにからだの面からアプローチして

コントロールしていくか、が重要なことだったからでしょう。

 

その意味でランニングは、

まさに瞑想と呼吸法が合わさった効果が得られる、

現代の多忙なビジネスパーソンにうってつけのツールだと言えます。

 2013-03-16 16.06.57.jpg

精神と肉体は表裏一体とは昔から言われることです。

私は、結構つらい負荷がかかった練習をする度、肉体の回復力に驚き、

さらにその仕組みに感動さえしています。

 

しかも、負荷が大きくなるほど、筋力はその限界値を超えていき、

成長していく。

もちろん、あまり負荷をかけ過ぎると「故障」「ケガ」の

原因となるので、そこはセルフマネジメントが欠かせませんが、

40歳を超えても、肉体の成長する力を感じること、

ただそれを実感するだけで、精神的に非常に安定する気がするのです。

 

景気がやや上向いてきたとはいえ、依然、多くの方々は

ストレスフルな状況にあることは間違いありません。

日々抱える悩みは、景気とは関係なく、さまざまな問題が複雑に

絡まり合って我々の身に降り注いでくるものです。

 

こんな時代こそ、身体性にもっと目を向けて、前向きに生きていく。

こうした姿勢が必要になってくると思いますし、

昨今のマラソンブームを根底で支えるのは、まさにここにあるのでは

ないだろうか、そんなことを思っています。

板橋cityマラソンのレポートです

(掲載日:2013年7月 1日)

昨日、100キロマラソンの試金石となるフルマラソンに参加

してきました!

天気は今にも雨が降りそうな曇り空。気温も低い。

6時半に家を出て、会場の荒川土手へ向かいます。

 2013-03-24 07.56.38.jpg

浮間船渡の駅から会場まで歩きますが、

公園を歩くと、桜が満開。見事です。

すでに、シートで場所取りもしてありました(笑)。

雨が降ったらどうするのかな、など余計な心配をしたり。

 

着替えを済ませて9時スタート。

フルマラソンは3年ぶり、この大会には4年ぶりの出場。

しかし、練習と位置付けているので、緊張感はあまりありません。

15千人が参加する大会だけあって、すごい人です。

ちなみにゲストはワイナイナ選手でした。

 2013-03-24 09.00.17.jpg

(カメラ、私の指が度々写ってしまっています。右に変な物体があれば、

それは私の指です 笑)

号砲が鳴って、いつものごとく、スタート地点まで10分以上

歩いて移動。

6分半のペースを心がけますが、いつの間にか

6分ペースに。それでも、体が勝手に動くのでいけるところまで

このペースで行くことに。

 2013-03-24 09.38.11.jpg

5キロ辺りの水門、近くには桜が咲き誇っていて、

お花見をしている人も。

河川敷コースは、いつもの街中のコースと違って、

広くて気持ちがいい。ただ、やや景色が単調ですが。

 2013-03-24 12.57.44.jpg

(この写真は折り返し過ぎ、29キロくらいの桜。

しんどい気分でしたが、力をくれました)

気温も低く、雨も降りそうで降らず、マラソンの気候としては

好条件でのレースになりました。

1キロごとのラップを取っていましたが、操作を間違えて、

5キロ以降は断念。

 

10キロごとのタイムを見るようにしました。

すると、最初の10キロから30キロまで、徐々にペースが

上がっていて、これまでにない快調な展開。

これほど多くの練習をしてレースに挑んだことはなかっただけに、

自分で思う以上に力がついているのを実感します。

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折り返し地点に差し掛かっても、足は十分に残っています。

改めて、マラソンはセルフマネジメントだなあ、なんてことを

考えながら走っていました。

 

事前に大まかなプランを練り、それを遂行する。

自分の体と対話しながら、戦略を変えてフレシキブルに状況に

対応する。

もちろん、大会に出るまでの練習が、まさにセルフマネジメントに

かかっています。

 

さて、30キロを超えてさすがに足が重くなってきました。

マラソンは30キロから。

ここから予期せぬ体調の変化に対応しなければなりません。

 2013-03-24 12.24.10.jpg

32キロを過ぎると、残り10キロ。

ここからは、減算で距離を数えます。

まさに、踏ん張りどころに差し掛かり、これからが、今日の

結果を左右するわけです。

 

35キロを超えて、かなりつらくなってきました。

私は、今回、50キロを走り切るつもりで、

ゴールしても精神的・肉体的に余裕を持ってゴールする、

ということを最大のテーマにしていましたから、

オーバーペースは明らかです。

でも、こうなると自己新を無意識に目指しているもので…。

 

38キロ、ペースは落ちませんが、精神的にきつくなってきました。

歩いているランナーも多く、私もその誘惑にかられましたが、

100キロ完走を目指すものが、ここで歩けるわけがありません。

「自分は走る機械だ。痛みやしんどさなど感じる必要はない」

という、村上春樹さんが100キロを完走したときにマントラのように

頭の中で繰り返していたという言葉を思い浮かべ、

ゴールを目指しました。

 2013-03-24 13.24.38.jpg

ついに完走。

写真も撮っていますので、それなりに余裕はあったのかな?

ほっとしました。

タイムを見ると4時間25分前後。ネットタイムだと10分ほど

差し引いて、4時間15分前後になります。

私のベストは、つくばマラソンの4時間30分過ぎですので、

15分以上、自己記録を更新したことになります。

 

いやあ、積み重ねの力を実感しました。

つい、ムキになってペースを上げてしまって、本来の目的とする

走りにはならなかったけれども、本番に向けて、

自信という武器を一つ装着できたように思います。

 

しかし、練習は裏切らないのですね。

この年になって、15分以上も早く走れるようになるとは

思ってもいませんでした。

 

完走後は、一緒に出場した営業のTさん、フリーのT君と

荒川土手で祝杯を上げました。

さらに、駅前の広場で缶ビール3本ずつ。

さすがに飲み過ぎでした…。

 

今日は筋肉痛ですが、以前ほどその度合いもひどくありません。

体が、本当に走る体になりつつあることを実感します。

 

とにかく、大きなトラブルもなく、ひざの痛みも大事にならず、

無事に走り切れたこと、自己新が出せたことに感謝しながら、

昨夜は安らかな眠りにつくことができました。

 

これからも気を抜かず、1か月を切った100キロ挑戦に向けて

日々、精進していきます!

以上、結果報告でした。

減量報告と、荒川cityマラソンへの意気込み

(掲載日:2013年7月 1日)

昨夜は、スポーツジムで60分のジョギングの予定でしたが、

ランニングマシンがいっぱい!

加えて、一昨日のBR90分で、左ひざの痛みが再発したので、

バイクを30分、有酸素運動のマシンを30分に変更しました。

 2013-03-21 22.37.52.jpg

その後、腹筋・背筋、もも裏・表の筋力トレーニングをして、

さて、体重を量ってみると、72キロ台後半!

確実に減量も成果が出ていました。

ただし、気をつけなければいけないのは、

単に体重が減っているのは、筋肉量が減っている可能性が

あるということ。

 

比重の軽い脂肪を減らしつつ、比重の重い筋肉を増やすことが

重要なので、急激な体重低下は危険です。

その意味では、ゆるやかな体重低下に安心しました。

 

風呂に入って再び計測。

携帯とパンツのぶんを引けば、72.2キロくらいまで落ちていて、

71キロ台が射程圏内に。

本番まであと一か月、いい調子で減量ができています。

 

帰路、線路沿いを歩いていたら見事な夜桜。

思わず写真を撮ってしまいました。

 2013-03-21 22.47.04.jpg

さて、今週末の日曜日は、ついに練習のクライマックスの一つ、

フルマラソンへチャレンジ。

自己新を目指すのではなく、できるだけイーブンペースで

走り、ゴール後に肉体的・精神的に余裕を持っていることが

目標となります。

 

具体的には、キロ6分半のペースを守って、

タイムは、4時間40分くらいになります。

ほぼ、自己ベストと同じ数値。

 

さて、日曜は気温が低く天気もよくないらしいですね。

雨の中のレースになるかも。

それもまたよし。

 

頑張って、いい練習になるようにします。

また、結果についてはレポートいたしますね。

桜の季節にランナーが満開!

(掲載日:2013年7月 1日)

競馬好きの方ならご存知のフレーズのぱくりです。

 2013-03-20 10.35.06.jpg

昨日は暖かい日で、息子と比較的近所の小金井公園へ。

ストライダーを我が物顔に乗り回す息子に冷や冷やしながら、

練習でやや重い体で追いかけるといういつもの展開。

 

小金井公園と言えば、都内有数の桜の名所。

すでに、桜は二分くらい咲いていました。

匂い立つような、命の開花。

好みは分かれますが、私は満開を迎えるまでの、

この時期の桜が好きです。

楽しみを取っておくタイプというか、

祭りの当日より、前日に盛り上がるタイプというか。

 2013-03-20 10.36.30.jpg

また、気候もよくて、親子連れが多いのですが、

その次に目立つのがランナーの多さです。

この人はどのくらい走るんだろう、ビギナーかな、

もしかして、私と同様、ウルトラにチャンレンジするのかな、

などと、百花繚乱のウェアを着た老若男女のランナーを

見送りました。

 

まさに、桜の季節、気持ちよく走りやすい時期なので、

公園は桜より一足先にランナーが満開というわけでした。

 

夜は、私も15キロのランニング。

30分ごとにややペースを上げ、最後はキロ6分を切る

くらいのスピードで走ると、それなりに疲れがきます。

 

しかし、このところのハードなトレーニングのお蔭か、

今日はまったく筋肉痛もなく、疲れもありません。

やや、左ひざの痛みがぶり返してきたのが唯一の不安要素。

 

この途中、軽いハプニングが。

10分くらい走って、体が温まってきたころのこと。

女性の嬌声が聞こえてきて、酔った若い子たちの悪ふざけか、

と思って通り過ぎたのですが、

「助けてー」というただならぬ声に立ち止まり、

恐る恐るその場へ歩いて向かっていると、どうやら痴話げんか(*_*)

 

ちょうど、パトカーが通りかかり、

警察が間に入って、話を聞き始めたので、安心してランを再開。

しかし…。いろいろなことがありますね。

 

夜のランニングは、何があるかわからないので、

気をつけなければ、と気を引き締めました。

編集F、100キロ挑戦の過程で気づきつつあること

(掲載日:2013年7月 1日)

足を痛めたり、十分に練習の時間が取れなかったり…。

なかなか思う通りにはいかないのが、現実ですね。

未知の領域への挑戦なので尚更です。

 

白戸さんや、先輩友人ランナーに助言をもらって実行し、

また、最近はさまざまな本を読んだり、ネットで情報を収集

したりしておりますが、「ああ、もっと早くやっておけば…」

ということもたくさんあります(汗)。

 

それでも、とにかく本番当日は徐々に迫ってきています。

今は限られた時間の中で何ができて、何ができないか、

本書でも触れている「劣後順位」を考えながら、

効率的に練習に取り組んでいるつもりです。

 

目標は制限時間内の完走です。

過程にある現在、先のことを言うのはおこがましいのですが、

結果は、「完走」か「リタイア」しかありません。

いや、前日とかその前に体調を崩して参加さえできないかも。

言い換えれば「成功」「失敗」の二択ということ。

 

いずれにしても、さまざまな要素が絡み合った「結果」については

「成功」も「失敗」も真摯に受け止めつつ、

次への足掛かりにすることこそ重要だと考えます。

 

私がこの数か月間、練習に取り組んで来て実感しているのは、

練習は嘘をつかない、ということ。

そして、ランニングはやればやるほど誤魔化しのきかない世界

だということです。

 

「数分でいくら儲かる」、「○○するだけで10キロダイエットできる…」

などなど、世の中には、最小限の入力で最大の出力を得ようとする

傾向があり、持て囃されています。

確かに魅力的ですし、実際効果のあるものも中にはあるでしょう。

 

ただし、こうした即効性のあるものは、実は「劇薬」だと思うのです。

うまく言えませんが、確実に副作用(精神的な)があり、

何か大切なものが意識しないうちに損なわれてしまいかねないような…。

 

対して、ランニングの効果は、ある意味「漢方薬」のようです。

即効性はないけれど、積み重ね、継続によって、

いつの間にか、大きな身を結ぶ。

 

ともすれば、ビジネスにおいては、すぐに結果を求めがちです。

厳しい経済状況の中、余裕がなければ尚更でしょう。

そして明日の売り上げのためには、カンフル剤を打つことも

時には必要でしょう。

 

しかし、ランニングでは、ビジョンを立てて長い時間を費やして、

じっくり取り組むことが重要になるんですね。

まさに、セルフマネジメントです。

 

私自身もそうですが、人間、「努力」に対する「報酬」を

すぐに得たいと思います。

ただし、それは「時間」の概念を無視した「無時間モデル」

ということになりそうです。

 

例えば、コンビニでジュースを買えば、その対価として

100円なら100円を支払います。

消費行動は原則的に無時間モデルです。

そこには価値の等価交換があるわけですが、

ランニングの場合、交換物(努力に対する対価)は遅れてやってきます。

しかも、その価値は非常に変動しやすい(笑)。

 

どれだけ努力しても、レースで自己新を出せないとか、

リタイアしたということはあり得ます。

努力と(結果)報酬は等価ではないようです。

 

ただし、報酬は、思わぬ形で思わぬ効果としてやってくる、

私はそんな予感がしています。

100キロを走ったあとに、残るもの。完走できたにしろ、

リタイアしたにしろ、その時見える景色…。

 

正直、この数か月、楽しくランニングをしてきましたし、

年甲斐もない新たなチャレンジが生活の張りとなって、

こうしてブログまで書かせていただいて、

十分に楽しい思いをしてきました。ある意味で、私はすでに

報酬を得ているのかもしれませんね。

 

100キロに挑戦しなければ、今書いているようなことに

気づくこともなかったと思います。

 

先に、消費行動は無時間モデルと書きましたが、

ビジネスは「消費」と近いところにありながら、

本質的に無時間モデルではないという気がします。

「時間」を介在させてこそ、醸成し、大きな実りが得られる。

人間関係なんて、まさしくそうですよね。

 

石田さんの「続ける技術」の素晴らしいところの一つは、

「継続」という、「プロセス」=「時間」を大切にしているところ

ではないか、と拝察します。

 

…いつになく冗舌になってしまいました。すみません。

個人的大イベントが近づいてきていて、ややナーバスになって

いるようです。

ろくに経済のことも知らないのに、変に偉そうなことを書いて

しまいました。ごめんなさい。

 

あと、100キロ、完走できなかったときの言い訳、その布石を

打っているように見えるかな?

いや、100キロマラソンは、絶対完走するつもりです!

「します!」と言えないのがつらいところ。

でも、気持ちで負けることは絶対にありません。

 

…最後までおつき合いくださった我慢強い方(笑)、

ありがとうございましたm(__)m

週末、7時間路上実践記

(掲載日:2013年7月 1日)

さて、土曜日は家族に許可をもらって(←ここ大切)、

朝から8時間から10時間かけて環状八号線(環八)を

一周する計画を立て10時過ぎに家を出ました。

 2013-03-16 11.12.43.jpg

(谷原の交差点、歩道橋の上から。これから北上です)

道路事情に詳しい方なら、環八一周?と首をひねられたかも。

そう、環状と言いながら、実際にはアルファベットのCのような

形で全然環状ではないのです!

2013-03-16 11.58.02.jpg

(確か、高島平の辺りの駅です。これ環八ではないんですよね)

ともあれ、私はざっくりと山手線一周が40キロくらいだから、

環八一周50キロ以上はあるだろう、つらくなったら

電車で帰ればいいという思いで、行けるところまで行こう!

ちょっと冒険気分で走り始めました(適当な性格なんです)。

 

プランとしては、2時間ランニングを三回。

適度に休みと栄養補給を入れ、その間も立ち続け、歩き続けます。

10時間はさすがにキツイので8時間に変更。

ま、結果的にその目論見が甘いことを痛感して7時間になるのですが。

 

100キロの本を読むと、とにかく路上に長くいて走る、歩くという

経験が必要とあります。

私の最長路上時間は多分初のフルマラソンの4時間50分くらい。

また、一日の最長距離は、3度経験したフルマラソンの42キロ弱、

だと思います。つまり、今回の試みは、人生初の距離と時間。

自己新に挑戦です。何気にわくわくしていました。

 

天気にも恵まれ、新青梅街道を井荻のほうへ抜け、環八へ。

ちょっと誤算なのは、夜走っている私には、日中の太陽が

かなり暑く感じられ、汗が噴き出すこと。

それでも、気持ちよく走りました。

 

で、一つ目のミス。

左に行くべき場所で、笹目通りを直進。谷原の交差点で目白通りを

右に行くべきでした。

でも、ともかく時間が重要でコースは二の次。埼玉方面に行くのも

悪くない。

 

そうこうしているうちに、2時間走ってコンビニでスポーツ飲料を

買って一気飲み。(結局この日飲んだ飲料は約3リットル!)

20分ほど歩き、うまいこと、環八へ合流しました。

再び2時間ランニング。

…ところが、赤羽の近くを通り、さらに王子の駅に着いたのは

いいのですが、この先、環八がない。いや、実際はすでに環八では

なかったのです(笑)。

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(チョコバーとか、いろいろ試しましたが、どれも飲み物と

一緒でなければ喉を通っていきません。ゼリー状の栄養

補給食がいいと実感)

途方に暮れて、栄養補給と水分補給をしつつ、

スマホで調べると、環八は繋がっていない、と。

苦笑いしつつ、では、来た道を引き返そうということに。

 

この時点で1時間以上走っていたのですが、

やや脱水気味になっていたらしく、急に体が動かなくなり

少し歩いたりして、なんとか残り1時間を分断しながら

自動販売機をはしごして走りはした。

…こんなことで100キロ大丈夫か?と不安が。

 

次の2時間ランニングは、現実的ではありません。

急きょ、1時間に変更。それも走れるかどうか。

来た道を引き返して、公園で顔を洗い、入念にストレッチ、

さらに栄養補給。

これで、スイッチが入ったようで、元気を取り戻し、

後半つらかったけれど、1時間を走りました。

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(最後の1時間を走り終え、工事中の近所の道を歩きます。もう夕暮れ。

いや、よく走って歩いた一日でした)

つまり路上7時間のうち、ランニング5時間、

ウォーキング2時間。

ランニングのペースは平均するとキロ7分くらいでしょう。

ウォーキングはキロ12分かな。

正確に計算していませんが、おそらく全体で55キロは踏破した

はず、だと思っています。

 

これで、半分と少し!

100キロという距離の恐ろしさを痛感すると同時に、

うまく給水や栄養補給ができれば、なんとか完走はできるかも、

と希望も持てました。

 

終わって、ほっとしましたが、最後の追い込みで

ちょっと戻しそうになってしまった。

この経験が本番で生きることを願うばかりです。

 

人生初の路上7時間。

5時間のランニングと、2時間のウォーキング。

ほんの少しだけ誇らしいような気持ちにも…。

 

さて、来週のフルマラソンも、よい調整にしたいと思います。

かなりつらいレースになるかもしれませんが。

 

あ、そういえば、ずっと悩まされてきた左ひざの痛みが、

この週末は、ほとんど現われなかった。

これは、とても嬉しいことです。

サポーターをしたり、ひざに負荷をあまりかけない練習をして

きたことが効果が出たのでしょうか。

油断は禁物ですが、嬉しいことでした。

 

日曜は筋肉痛がひどく、実は今日もまだ筋肉痛(笑)。

ダメージは大きかったようですね。

でも、今日はジムで30分ほど走る予定です。

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」 いよいよ申込み受付開始です!

(掲載日:2013年7月 1日)

ブログやフェイスブック、ツイッターで何度かアナウンスしてきましたが、

本日、いよいよPM1230分より受付開始です!

詳しくはこちら→http://asadaigaku.jp/

より詳しくはこちら→http://asadaigaku.jp/course/index.cgi?c=zoom&pk=142

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(講座のイメージ写真です)

『日経ビジネスアソシエ』さんでも、石田さん、白戸さんのお二人が

登場されて大きく記事になって紹介されています。

反響はかなり大きく、30名定員ですので、早いもの勝ち、

ということになりそうですね。

 

6回ですが、初回と最終回は石田さん、白戸さんお二人の講義、

そして、白戸さんによるフィールドワークも2回あり、

行動科学の継続のメソッドについての石田さんの講義が2回、

かなり豪華なものとなっています。

 

テキストはずばり、『挫けない力』です。

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著者からそのエッセンスをそのまま吸収する、またとない

機会です。

立場上、私は参加できませんが、個人的にすっごく参加したい(笑)。

 

自信を持ってお届けする、朝大学春学期の中でも注目を浴びる

コンテンツです!

減量効果報告!──成果は確実に

(掲載日:2013年7月 1日)

昨夜も例によって仕事帰りにスポーツジムへ。

100キロ関連の本に書かれている練習メニューを参考に

しながら、左ひざに負担をかけない有酸素マシントレーニングに

汗を流しました。

 

1時間ほどエンデュランス系の運動で体全体にカツを入れ、

下半身の筋力トレーニング。

 

で、練習終わりの風呂前に体重計に乗ってみると、

73.6キロ!!!

あれ、一昨日より増えている(泣)。

前日の休養日、飲みにいったのが原因だと思い至りました。

 

早速、風呂に入って汗を流し、サウナで絞る(笑)。

0.6キロをなんとか落としてやろうと思い、

なんと二回も入ってしまいました。

ちょっとフラフラになりながら(体に悪い)。

 

ブログのネタ的に、ぜひ72キロ台にしておきたいという

思いが実はありまして…。

そうして、パンツ一丁で体重計に乗りましたら、

出ました!72.85キロ。

これ、冗談抜きで10年だか、15年だかぶりに見る数字。

78キロ当時から5キロ以上の減量に成功したわけです。

 2013-03-13 22.42.34.jpg

写真はなぜか73キロジャスト!

…というのは、カメラに収めようと携帯を持ったら

そのぶん増えてしまったという。

笑ってしまいました。

まさか、計量のボクサーのように全裸で量るほどでは

ないし、誰かに、これ撮ってというほどの勇気もなく。

 

ま、減量はあくまで副産物。

目標は100キロ完走ですから、騒ぐようなことではない

のですが、やはり素直に嬉しいものです。

 

ちなみに、「あしたのジョー」世代の私は、

サウナに入りながら、力石のことを考えていました。

白木葉子が差し出した水を、

捨ててしまったシーン、カッコよかった!

 

プチストイックな気分に酔った、編集Fでした。

スピンアウト対談Part3「昨日の自分を超える体験」

(掲載日:2013年7月 1日)

今回は、久々のスピンアウト対談3回目です。

 CIMG1174.jpg

唐突ですが、ビジネスにおける“勝ち”とはなんでしょう。

おそらく、その業種や職種、個人の価値観によっても

異なるものだと思います。

 

例えば、営業マンの場合、ノルマ達成率など、

その結果が同期のライバルより高ければ、

勝ちと考えることができるかもしれません。

 

あるいは、昇進や給与の多寡によっても、

学生時代の友人、社内の同期と比較して「俺は勝っている」

と思うこともできそうです。

 

勝つ、ということは、決して悪いことではなく、

成功と同義でもあります。

ただし、勝つことばかりに汲々としていると、

非常にストレスフルな精神状態と環境に自分を置くことになり、

結果仕事のパフォーマンスを下げることにならないでしょうか。

 

今回の対談では、ビジネスのフレームや価値観を突き破る

きっかけとして、ランニングがいかに有効かをお二人がお話しています。

 

■白戸:ランニングを始める時に、つい早く上達したいと考えがちです。心情としてはわかりますが、ケガなどの可能性もあるので、ゆっくり自分に合ったペースで徐々に練習量を増やしていけばいい。

石田さんは、ウォーキングから、フルマラソン、100キロマラソン、サハラ250キロマラソンと、短期間にすごいことを成し遂げましたが、かなり特別(笑)。それと比べて同じことをしようとしても無理、そんなの意味ないですね。

例えば、毎日15分歩くことからスタート、それを三カ月続けたら30分にする、さらに15分走ることに変える。こうした積み重ねを一、二年やれば、誰にでもフルマラソン完走の可能性はあるはずです。

コツは、「焦らない」、「丁寧にやる」、「人と比べない」。小さなところからベースを組み立てていくところから始めるのが大事。

★石田:体のトラブルがない限りは、誰でもマラソンはできるものです。虚弱体質でも大丈夫、むしろやることで体質改善も期待できますね。私の場合は確かにせっかちでしたが(笑)、誰かと比べて、ということで急いだわけではありません。

■白戸:マラソンは、プロは別として、人と比べたり、勝敗を競ったりするスポーツではないんです。むしろ、ライバルがいるとすれば昨日の自分です。過去の自分と比較しながら、少しずつ、ゆっくり伸びていけばいい。

★石田:そうですね。私も最初は、30分も走り続けることができなかった。初めて淡々と30分走れるようになった時、感動しましたから。

ガリバーインターナショナルの羽鳥兼市会長は70代にしてユーラシア大陸12625キロを走破されましたが、私はすごく共鳴して尊敬しています。毎日、かなりの距離を走ることになるわけですが、とにかく今日は昨日よりもいい走りをしよう、という気持ちで走られたそうです。

■白戸:一歩でも、一秒でも長く、遠くへ、ですね。ビジネスでも同じことでしょう。人との比較ではなく、自分の成長が実感できれば、仕事自体が楽しくなってくる。こうした視点を持つようになれるのも、エンデュランス系スポーツの大きな副産物と言えますね。

 

「勝ち負け」「成功と失敗」は、

確かにビジネスにおいては死活問題です。

 

ただし、他者と比較しても、上を見ればきりがありませんし、

下を見てもきりがありません。

ランニングを通して、「勝ち負け」「成功と失敗」という

固定されたフレームを超える体験をする。

すると、肩の力やストレスが抜けて、ビジネスにおいても、

よりよいパフォーマンスが発揮できるのではないかと思います。

 

"ベストを尽くす、そして信じて待つ"

(掲載日:2013年7月 1日)

100キロマラソン本番まで、一か月と少し。

やや焦りを感じながら、今月24日の板橋cityマラソン(フル)への

準備を進めております。

 

昨日も、早めに会社を出て、地元のスポーツジムで

バイクなどのトレーニング。

エンデュランス系は30分ずつ、合計500キロカロリーの消費。

加えて、「もも表」と「もも裏」の筋力トレーニングを少し。

 

以前に書いたのですが、本番までに体重を70キロまで

減量し、完走のため、少しでも体の負担を減らそうと画策して

おりますが、このところ74キロ前後で推移しておりました。

 

トレーニング後、お風呂に入る前に体重計に乗ってみると「73.4キロ」。

確実に減量効果が出ています。

食生活でも、遅くなりがちな晩ごはんは米を抜いています。

サウナに入って72キロ台を目指しましたが、

体重計は「73.05キロ」…。

72キロ台というのは、おそらく私にとって10年以上見て

いない数字です。

思わず、もう一度サウナに入ろうかと思いました(笑)。

 

帰宅して23時くらいに食事。

これで、また74キロくらいにはなったのかな。

嫁が最近購入した、ルクエの温野菜中心のメニューなので、

すぐに消費されると思いますが。

 

トレーニングをより頻繁にしていく予定なので、

本番までに72キロは確実に達成できそうです。

できることなら、70キロ、あるいは68キロまで減量できれば、

万全かな、と思っています。

 

昨年6月に健康診断があり、その時は確か78キロあった

体重が現在、4キロ以上減っています。

ダイエットが目的ではないものの、思わぬ副産物。

あきらかに、体が軽くなったと感じます。

 

身長178センチの私の適正体重は68キロ前後ということなので、

今回のチャレンジで、いい具合に体重もコントロールできそう。

仕事も、こんな具合にうまくコントロールできればいいのですが…。

 

正直、体重ほど目に見えて効果が上がってくるのものではないので、

まだ、それほど実感できていません。

ただし、ビジネスに関する効果というのは、

少し遅れてやってくるのではないか、そんな風にやや直感的に

思っています。

 

“ベストを尽くす、そして信じて待つ”

「最適な行動」→「信頼」→「待つ」

この三つは因果関係があり、密接につながっていると感じます。

ビジネスに限らず、何事もそうありたいものですね。

脱水とガス欠でツラい4時間

(掲載日:2013年7月 1日)

恒例の週末3時間ランニング。

土曜の夜は、私にとっては心身ともに重要な時間になりました。

2時間から3時間に時間を増やして、

ややツラいと感じることもありますが、家でテレビを見ている

より何倍も有意義な時間を過ごせている実感があります。

 

ということで、意気軒昂に家を出ました。

初夏のような暖かい日、あきらかに気温が違います。

手袋も必要ありません。

実はこの日は、3時間から時間をさらに増やして、可能なら4時間

走るつもりでいました。

 

この日、私は今思えば二つミスを犯していました。

まず、昼ごはんが遅い時間になったことで、

バームだけを飲んで、食事をとらずに出たことが一つ。

そして、二つ目は、気候が変わっているのに服装について

一枚薄着にしただけで走ったことが一つ。

 

やや体の重さを感じながら、いつもの多摩湖自転車道を走ります。

見ると、すでに桜が咲いているのですね。

夜桜ですが…。

 2013-03-09 23.43.05.jpg

そして、折り返し地点の狭山公園入口を抜け、

その先へ進みました。

多摩湖畔沿いに道は続き、民家はあるものの、

山奥といった感じで、やや怖い(笑)。

でも、日中なら、ここは最高のランニングコースですね!

30分いつもより余分に走って折り返し地点に戻り、

家を目指します。

2013-03-09 22.28.41.jpg

この写真、フェンスにピントがきてよくわからないですが、

多摩湖です。ぼんやりライトが当たっているのは橋です。

 

ところが、急に体全体がダルく、足が重くなっていきました。

ここで、どうやらいつもより汗の量がすごく多くて、

水分補給をしなくても走れた今までとは状況が違うこと、

さらに、晩ごはんを抜いたことでエネルギー切れも起こしている

ことに気づきました。

 

それでも、花小金井の駅まではツラさに耐えて走りました。

ツラい時に有効という、肩甲骨を狭めた走り方も試したり。

でも、どうしてもツラい。

これは、私の走力が鈍ったというより、

水分、糖分が完全に不足したからでしょう。

 

持っていた小銭でスポーツ飲料を買って飲みました。

生き返った?というくらい「うまい」。

それだけ脱水状態だったわけで、ほめられたことではありません。

で、10分ほど歩き、さあ再始動、と走り始めましたが、

またすぐにツラくなって歩きました。

結局、糖分の不足は解決していないので、走りたくても

走れないのです。

 

これは、昔つくばマラソンに出場した際、30キロ過ぎから

味わった地獄のようなツラさに似ていました。

情けない思いで、あとはほとんど歩いて家路につきました。

まあ、3時間走って、1時間歩いて、合計4時間道路にいたわけで、

それはそれなりにトレーニングになったと思います。

 

100キロに向けて、ちょっと不安になった夜でした。

今度の土曜には、8時間から10時間、ラン&ウォークを実施して、

長い時間の耐性と、距離に対する自信をつけたいと思っています。

 

ランナーの皆さまには釈迦に説法ですが、

暑くなってくると水分補給は本当に重要です。

こまめに水分を補給して走りましょう!

100キロ挑戦は、セルフマネジメント力を上げる!

(掲載日:2013年7月 1日)

最近、ぐっと春らしく暖かくなってきましたね。

野外を走ると、朝晩寒さが緩んで気持ちいい!

ただ、花粉症の方にはつらい季節の到来…。

私、編集Fは、齢40を超え未だ兆候もありません。

これは、単にラッキーなこと。

…いやいや、油断は禁物、いつ発症するかはわかりませんね。

 

昨日はとある事情で会社をお休みしまして、

先日購入した本、『100?マラソンは誰でも快走できる』を

読んだりしておりました。

2013-03-08 11.24.24.jpg

もっと早く巡り合っておきたかった本ですが、

私のこれまでの練習が大筋であながち間違っていなかった

ということに励まされました。

ただ、練習量としては、やや心もとないことも判明!

 

焦って急に増やして故障するのはバカバカしいので、

今立てているプラン通りに実行していくつもりです。

 

まだ読み終わっていませんが、テクニック的なことは

もちろん、100キロマラソンへの心構えや、楽しみ、苦しさなど、

「へー、そうだったのか!」と驚いたり、納得したり。

参考になること満載です。

 

なかでも、100キロという距離を走るには、

セルフマネジメントが欠かせない、という部分にはしっくり

きました。まあ、当たり前のことですが、挑戦を決めて本番まで、

どう体を作り込み、戦略を立てていくか、これはまさに一大イベントの

マネジメントです。

 

そして、100キロという距離を走るには、肉体の強さはもちろん、

それ以上に、メンタルが関わってくるというのが意外でした。

10時間から14時間も走り続けるわけですから、

そのストレスは想像もできません。

 

あと、脳は、急な睡魔などの嘘の信号を出すことがあるそうです。

ランニング中に糖が不足し、血糖値が低下してくると、

生命の危険を感じて、運動をストップさせるべく、

睡魔をもよおさせたり、必要以上に疲労を感じさせるとのこと。

驚きです。

 

また、長丁場では、必ず数度、思ってもみなかったアクシデントに

見舞われるようです。

様々な箇所の故障、靴擦れ、痙攣などなど。

このとき、柔軟に対応できる心の強さ、しなやかさが問われる、と。

 

『挫けない力』編集担当としては、ここは試される部分ですね。

直面する問題そのものに心を縛られることなく、

では、その問題をどう乗り越えていくかを考え、

ベストな行動を取る。

 

…私にそれができるのかどうか。

43歳、体一つで100キロへの挑戦。

気分だけはかなり盛り上がってきています。

スポーツジムにてショックを受ける!

(掲載日:2013年7月 1日)

昨夜は早めに仕事を切り上げ、ナイト会員となった

地元のスポーツジムへ向かいました。

 

トレーニングのため、もありましたが、

この日は、入会者に義務付けられている「身体測定」というか

からだチェックの日。

 

早速、機械の上にのって、体重や体脂肪などを計測。

その結果が、これ…。

 2013-03-06 08.30.17.jpg

うすうす感じていましたが、まず体重。

74キロ台に突入して、何度か計測しているものの

73キロ台に入ることはあっても、定着しません。

見ると、ぎりぎり74キロ台。

100キロまでに72キロ、いや70キロを目指しているので、

さすがに食生活を見直す必要がありますね。

 

そして、筋肉量ですが、上半身の貧弱なこと。

数年前は水泳や、マシンで鍛えた時期もありましたが、

最近は、腕立てもあまりやっていなかったので

かなり寂しい結果に。

しかし、ランニングは下半身重視なので、よしとしても、

下半身も、これまでのトレーニングの割に大した数値ではない。

 

さらに、胴体の部分も貧弱なのは問題です。

走る時には、やはり体幹がしっかりしていないと、

長い距離、走れないと言います。

 

うーん、計測って重要ですね。

今更ですが、改めてそう感じました。

 

課題山積ですが、調整自体はまあまあうまくいっているので

悲観的には考えないようにします。

24日はフルマラソンですし。

体幹の筋力トレーニングを意識して増やそうと思います、はい。

 

しかし、さすがに43歳になると、

体脂肪率も高いし、筋肉量も落ちるものですね。

この現実を踏まえて、残された時間、改善しつつ、

やれることをやり切ります。

 

で、23時過ぎに帰宅しますと、届いていました!

2013-03-06 00.21.19.jpg

ランナーズで見つけた本。

100?マラソンは誰でも快走できる』。

さすがに「完走できる」ではない(笑)。

一般の書店ではフルマラソン完走のための書籍は

山ほどありますが、ウルトラになるとほぼ見かけません。

この本も、メインは通販でしょう。

 

まえがきだけ読んで、夜も遅いので眠りにつきました。

これから読むのが楽しみです!

(今更、という突っ込みはなしでお願いします)

 

さて、気がかりな情報ですが、昨日のフェイスブックで、

石田さんが古傷の半月板を故障されたとのご報告。

南極マラソンに向けてハードなトレーニングが祟ったので

しょうか。

私も左ひざに痛みがありますが、比較にならない故障でしょう。

心配ですが、石田さんのこと、

これを機会に、さらによい状態に仕上げられると思います!

 

さて、今日も連続でジムに行く予定です。

体を動かしたあとは、ビールがうまいし、よく眠れます。

あ、ビールは減量によくないか!(*_*)

ツタヤ代官山店で白戸さんのトークイベント

(掲載日:2013年7月 1日)

昨日、19時から白戸さんと、旅行コンシェルジュの森本剛さんの

トークショーがツタヤ代官山店で開催されました。

 2013-03-04 18.18.40.jpg

今、日本で最も“アツい”書店の一つ、

ツタヤ代官山店。

恥ずかしながら、私は初訪問でしたが、その規模や雰囲気、

品ぞろえに圧倒されました。

 

ツタヤ代官山店は、白戸さんが代表を務められる

ATHLONIAのすぐ近く。というかお隣。

私は、『挫けない力』の打ち合わせのため、

何度かATHLONIAカフェを利用させていただいていました。

 

その一年以上前にも、度々、別の本の取材や打ち合わせで

カフェを利用させていただいていましたが、

この頃には、まだ書店はオープン前。

大きな敷地は工事前で、夏にはひまわりがたくさん咲いていた

印象があります。

 

トーク内容は「暮らすように過ごすハワイ」。

誰もが憧れるハワイの定住。

定住は無理でも、毎年1週間必ずハワイへ行ける旅の提案。

素敵です!

コナビールが無料で配られて、心地よくくだけた

雰囲気でお話が進みました。

 2013-03-04 18.57.40.jpg

私は、一度だけ新婚旅行でハワイに行きました(ベタですが)。

ハワイは、本当に地上の楽園という表現がオーバーではない場所。

のんびり、ビーチで過ごしたり、オアフ島一周の

ミニツアーに参加したり。

 

ハワイに対する定型的な印象に、どこか気恥ずかしさを

持っていましたが(似たものに富士山への思いがあります)、

いいものはいい。

すっかりハワイの虜になったのでした。

その後、いつかまた行こうと言いながら、

子どもが生まれたり、お金も時間もなく、実現できていませんが、

近い将来、家族三人でハワイを旅行したいと強く思いました。

 

数か国、ささやかな旅の経験のある私ですが、

もう一度どこに行きたいかと言えば、ハワイ!

あの、沢木耕太郎さんも、あれだけ世界中を旅していらっしゃる

のに、どこが一番いいかと言えば、ハワイと答えるそうなので、

その魅力のほどがわかります。

旅に何を期待するかで、順位は変わるとは思いますが。

 

トークショーのあとは、白戸さんが『挫けない力』の

サイン会をしてくださいました。

2013-03-04 20.21.11.jpg

多くの人に、こうしてまたこの本と出会っていただけることが

とても嬉しく思いました。

白戸さん、ありがとうございます!

 

100キロマラソンを完走できたら、次は、

ホノルルマラソン参加もいいな、などと妄想を

膨らませた編集Fでした。

三浦マラソンレポート

(掲載日:2013年7月 1日)

昨日33日は年に一度のひな祭り…でもありますが、

私にとっては、年に一度の三浦マラソンの日でもありました。

 

早朝6時前に起床し、朝日が昇る中を三浦に向かいます。

前日にはしっかりと眠れたので体調は万全…ただ一点、

気になるのが、このところ悩まされている左ひざの痛みです。

 

前日の土曜の朝、1時間のランニングに出ましたが、

やはり30分ほどで痛みを感じて40分で切り上げて

いました。

 

ま、ともかく、無理をしないで痛みによっては途中棄権も

ありと、覚悟。

100キロのための調整でもあるわけで、ここで無理をして

状況を悪くしては意味がありません。

 

8時半くらいに三浦海岸に到着!

駅前には、この時期、すでに桜が咲いています。

2013-03-03 08.48.17.jpg

この時は、日が出ていて、スタート地点の海岸に向けて

歩くほどに暖かさを感じました。

で、この人の多さ。これ、毎年増え続けています。

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家族連れや、仲間とレジャー感覚で参加するランナーも多く、

このロケーションのよさが、この大会の人気を物語りますね。

私は今回、孤独に一人参加。

営業Tさん、フリーのT君は、申込みが遅れて参加できず。

レース終わりの飲みがないのは、ちょっと寂しいです(笑)。

 

さて、スタート地点は立錐の余地もない、

まさにすし詰め状態。アップもできませんが、人が近くにいる

おかげで、寒くはありません。

2013-03-03 09.22.30.jpg

満員電車と似た状況ですが、違うのは、みんなの発するオーラ、

というか元気で、キラキラしたわくわく感ですね。

 

で、花火が上がってスタート。

今回のゲストは小出監督。みんなに手を振っています。

前回はQちゃんこと、高橋尚子さんだったかな。

豪華ですね。Qちゃんは、ゴール地点でみんなを迎えてくれ、

私もハイタッチしてもらって嬉しかったな?。

 

出場も8回目くらいになれば、コースも知り尽くしています。

さらに、今年はこの三浦が目標ではなく、あくまで通過点。

なんだか、精神的にも肉体的にも余裕です。

 

左ひざには、大げさに見えますがサポーター。

2013-03-03 09.17.56.jpg

とはいえ、三浦の坂をなめてはいけません。

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ちょっと伝わりにくいけれど、3キロ過ぎの三浦霊園の坂、

ここで挫けそうな気持にさせられます。

私は、さすがに準備ができていて、写真も撮る余裕がありました。

 

その後も、これまでになく足が軽く、先に行きたいのですが、

大渋滞でなかなかペースを上げられずストレスのたまる展開に。

しかし、5キロ過ぎにやはり、左ひざに微かな痛みが…。

やや、ペースを上げながらも無理はしませんでした。

 

結果、2時間切りの1時間54分台で完走。

2時間は二回くらい切っていましたが、

地味に自己新です。

左ひざの痛みは、さほどひどくならず、これには安心しました。

 2013-03-03 11.36.55.jpg

疲労感ももちろんありますが、余裕も少し。

これ、やはりペース配分、間違えたかな。

まあ、記録を狙っていたわけではないので、イーブンで走れた

ことを評価すべきか。

再来週は、フルマラソンに参加するので、

まずは、左ひざの痛みがさほどひどくならないことを喜ぶべき

でしょうか。

 

レース中は太陽が隠れてしまって、

結構寒い中でのレースになりました。

2013-03-03 11.50.33.jpg

レース後は屋台が出ていて、こんなマスコットキャラも。

名前、なんていうのかな。

三浦らしく、マグロのキャラ。

結構、人気者でしたよ。

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参加賞の三浦大根、Tシャツ、そして賞状。

ケガもなく、無事に気持ちよく走れたことに、

なにより感謝、の一日でした。

 

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」開講が迫ってきました!

(掲載日:2013年7月 1日)

「朝活」の代名詞的な存在、丸の内朝大学。

7時くらいから8時過ぎくらいまで、約1時間の講座に

丸の内周辺のビジネスパーソンがこぞって参加することで有名です。

 

その朝大学2013年春学期が415日に開講します。

今回、『挫けない力』のコンセプトそのままに、

本書をテキストとした「挫けない力養成クラス」全6回を開講します!

 

詳細はこちら

http://asadaigaku.jp/course/index.cgi?c=zoom&pk=142

 

講師は、著者の石田さん、白戸さんと大変豪華なもの。

正直、こうした機会はめったにありませんので、

参加できる方は、ぜひ!

ただ、定員が30名、先着順ですのですぐに埋まってしまう

可能性が…。すでに、問い合わせもいただいています。

 

もっと多くの方に受講していただきたいのですが、

皇居周辺を走るフィールドワークもあるので、

これ以上、人数を増やせないという事情があります。

 

「挫けない力養成クラス」は、「心体学部」というカテゴリー。

うん、まさにぴったりです。

ほかには、「環境学部」「食学部」「コミュニケーション学部」などが

あり、ビジネスパーソンの関心を示していて興味深いですね。

 

申込み受付は314日からとのことです。

 

この講座を通して、走ることで「挫けない力」を養う理由を

実地に経験できるなんて、編集担当の私もうらやましいです。

できれば受講したいくらいですが、さすがに実施者は参加できません。

 

本とは違ったライブ感、これもまた得難いことでしょう。

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『挫けない力』特設サイト 仕事にRunが効く!!
当ブログのご紹介

1月中旬発売予定の『挫(くじ)けない力』(仮)の紹介ブログです。
新着情報、書籍内容の紹介、編集こぼれ話、そして担当編集Fの「過酷…(-_-;)100キロマラソンへの道のり」などを随時更新していきます!
30代~40代のビジネスパーソンの方、特に運動初心者、ランニングに興味のある方必見です。
ランニングやウォーキングなどを、行動科学の「続ける技術」(@石田淳)で、楽しみながら習慣化し、ビジネスでの成果、心身の充実、生きる喜びを一緒に実感していきましょう。

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