さて、いよいよカウントダウンが始まりました。
自分なりに長期計画を立て、完走に向けて取り組んできた
つもりですが、近づいてくると不安が募るものです。
おそらく、どんなことも完璧な準備などないのでしょうし、
未知の経験に、不安になるのは自然な心の動きだろうと思い、
やや客観的に自分の心の動きを観察しています。
さて、週末最後の長距離ランニング。
3時間、ややゆっくり目のペースを心がけて、多摩湖自転車道を
走りました。
100キロにチャレンジしなければ、おそらく一生走らなかった道。
そして、来週からはもう当分、この道を走ることはない。
なんだか、変に愛着が湧いてきます。
スタート地点に立ち、折り返しの狭山公園を目指しました。
半年以上にわたる、練習を反芻しながら、じっくり噛みしめるように
走りました。
すると、不思議ですが感謝の気持ちが湧いてきて、
とても気分よく走れました。
ひとりで走っているからこそ、そのコースにも愛着がでてくるの
でしょうか。なんだか、コースが私の一歩一歩を記憶していて
くれるような、ありがたい気持ちになったのです。
それにしても、半年以上前から準備を進めてきました。
夏は暑くて、まだ一時間くらいのランニングでしたが、
走るのがつらかった。
ほんの少し前は、寒くて手袋をして走っていました。
いつしか、桜が咲いて、夜桜が幻想的でした。
そして、今日は、若葉が春の匂いを漂わせ…。
ひざの痛みや、腰の痛みなど、トラブルはいろいろありましたが、
週末の夜の恒例は、私のなかで一イベントとなっていました。
半年前に比べて、ずいぶん軽くなった体で前に進みます。
ゆっくりペースのつもりが、いつの間にか普段と同じスピードに。
結局、少し疲労を残してしまったのは反省点です。
あとは、今週、徐々に疲労を抜いていきたい。
やることは一応やりました。
もちろん、もっとできた、とか、準備が足りないのでは?と
不安に思うこともあります。
自信はありませんが、もうまな板の上の鯉の気分。
そろそろ、「覚悟」を決めて当日を迎えたいと思います。
ざわざわする心をいかに平静に保つことができるか。
これがレース当日までのテーマとなった編集Fでした!
(おまけ)
昨日は、私の趣味のひとつ、将棋の職業団体戦があり、
清流出版将棋部の一員として参加してきました。
写真は将棋フォーカスのつるの剛士さん。
かなりの腕前の様子。
我々の本戦は、予選敗退、慰安戦で勝ちましたが、そのあとで、
また敗退。…なかなかうまくはいきませんね。