ソチ五輪も大詰め。昨夜はスノーボード・ハーフパイプと
期待の女子ジャンプをつい観てしまって、寝不足です…。
スノーボードは銀と銅を獲得!
ジャンプは金の最有力候補、高梨選手が惜しくも4位という結果に。
勝負を分けるは、ほんの小さな要素だということを痛感。
特に、四年に一度の大舞台では、何が起こるかわかりません。
大切なのは、大会に参加するということと、
優勝候補ではなくても、常に世界の上位の実力をキープする
ことなんじゃないかな、などと、ジャンプの悔しい結果を
通勤電車の中で反芻しながら、考えていました。
結果よりも、過程にしびれる私としては、上村愛子選手の
闘いなどは、本当に素晴らしいと思いました。
ただ、一流のアスリートには、やはり結果が伴ってこそ、
存在意義があるわけで、そのへんは非常にシビアな世界だと
改めて思います。
さて、昨日は土日に雪のために回避したランニングをするには
絶好の日でしたので、2時間を目標に走りました。
武蔵境通りを調布方面に、中央高速の辺りまで走ります。
いつもユーミンの「中央フリーウェイ」が自然とBGMのように
流れています(笑)。
(途中、神代植物公園があります)
この日も先週に続いて、珍しく昼間、それも午前中に走ることができ、
とても気分がいい。景色や人の多さが単調になりがちな気分を
開放してくれます。
道にはまだ雪が結構残っていました。
そのうち、急に寒くなって雪がちらついてきました。
(中央高速、見えるでしょうか?調布インター付近まで走り
折り返します)
(一級河川の野川には、雪がまだたくさん残っていました)
(武蔵境通りは一部拡張工事中。夜間走っていて、撮りたい
と思いながら、夜は不気味に見えるかも…と遠慮していた
うさぎの…これなんて言うんでしょう?かわいい)
走り終えて、いつものように感謝!
まず、こうして約2時間走れる健康に対して。
そして、「今この時」、気持ちよく身体を動かせる
私を取り巻く状況のすべてに対して。
走ることがルーティン化してくると、つい忘れてしまいがちですが、
本当に有り難いことです。
走っていると内省的になるせいか、私の場合、自分を取り巻く
さまざまなことに対して、ちょっとだけ謙虚な思いにもなります。
自分の肉体の限界を薄らとですが、感じることで、
身の程を知るというのか、普段増長しがちな自我を少しだけ
抑えることができるのかもしれません。
一流のアスリートも、やはり「感謝」という言葉をよく使いますが
それも肉体を酷使するがゆえなのでしょうか。
もちろん、応援してくださる方々への感謝もあるでしょう。
市民ランナーも、大会ではボランティアや沿道の方々の声援が
すごく力になりますし、感謝の思いが込み上げてくるものですよね。
生きてあることの有り難さは、もしかすると観念ではなく、
実際に身体を通じてしか知覚できないのかな、などと思ったりします。
なんだかそんなことを考えて後半走っていたら、
ああ、自分は普段、感謝が足りない驕った人間だなあと
ごく自然に思え、もっとちゃんと感謝を言葉にするなり、
天に向かって手を合わせるなり、
具体的な行動として表してみてはどうかな、と。
なんだか、宗教っぽくって抵抗がないわけではないけれど、
声に出して「無事に走れて有難うございました」とつぶやくのも
いいことだと思います。
さて、富士五湖ウルトラもかなり近づいてきました。
72キロにエントリーしたせいか、二年目のためか、
昨年の緊張感と比べるとどうもたるんでいますが、
今週末くらいから週末3時間ランを再開して、
万全の姿勢で備えようと、そう決意し(かけ)ている
編集Fでした!