寒い日が続きます。
練習には決意が必要になる季節ですね。
夜走る派の私は尚更で、家を出る前に外の寒さを考えると、
ちょっと憂うつに…。
(去年の1月、こんな道を走っていました・汗)
でも、走り始めればすぐに汗ばんできて、
寒さは気にならなくなり、私の場合は暑さに弱いので、
むしろ寒さが心地よくなってきます。
家に帰って風呂に入れば、じわじわ先端から溶けていくような、
極楽気分も味わえるし。
さて、最近の私Fは、仕事が年明けからバタバタしており、
なかなかほっとする時間もなく、追われておりました。
(現在も継続中、おそらくずっと継続する…)
そんな中でも、ランニングはなんとか継続中。
なぜなら、4月の富士五湖ウルトラマラソンを控えているから。
やはり目標があるというのは、物事を継続する励みになります。
しかも、今回はチーム☆挫けない力のメンバーとの挑戦!
去年の100キロから72キロにスケールダウンしたとはいえ、
やはり、そこはウルトラ、なめていると痛い目に遭いそうです。
が、しかし、やや私なめているというか、なまけておりました。
週末は2時間くらい走っていても、平日のランニングは、
挫けない力の皇居ランくらいで、ほぼ皆無状態。
特に、今年になってまったくスポーツジムに通えておりません。
そこで、やや鞭打つ意味でも昨夜はジムで久々に汗を流しました。
とはいえ、キロ6分で走った距離は5キロちょっと。
足の筋トレを少しやって、風呂に入ってサウナ。
で、久々の体重計にややドキドキしましたが、
まあ、なんとかほぼ今まで通りをキープしていて
ほっとしました。
久々に平日走ると、仕事で凝り固まった頭がすーっと楽になる。
というか、もやもやしていたストレスのようなものが、
ぱーっと霧が晴れるように雲散していきます。
(あえて擬態語多めで)
さて、しかし、そろそろウルトラに向けてエンジン全開で
いきたいところ。
今週末から3時間走ろう、と思っていますが、
天気予報によると、関東地方は土曜から大雪だそうで…。
いきなり出鼻を挫かれましたが、なんとか方策を考えましょ。
☆☆☆☆☆
話題変わって、先日テレビの健康バラエティで面白いことを
言っていました。
人間がなぜ眠るのか、その理由は科学的には解明されていないそうです。
いろいろ理由はありそうですが、決定打がないのだとか。
それはともかく、私が思わず膝を打ったのは、
別の学者さん(?)が言っていた、
「実は、睡眠中が人間にとってスタンダードな状態、と考えれば、
多くのことに説明がつく」というような話。
これ、大げさに言えばコペルニクス的発想ですね。
人間をはじめとした生物は、睡眠状態こそが普通の状態。
ただ、それでは生きていけないので、
食料を得たり、食事をしたり、子孫を残したり…
そんな活動をするために覚醒する。
ということは、植物は、眠りながらそうした営みができるのでしょうか。
実は、哺乳類などより、植物のほうが生物として完成されているのかも
しれません。なぜなら、それだけ効率的に生きているということだから。
なんだか、マトリクスのようなSF的な世界につながるような話。
いろいろ考えていくとすごく面白い。
では、走ることは、どういう行為なのか…。
多分、肉食獣から逃れるため、そして食料を得るためですよね。
狩猟時代は、長く走れるほど、獲物を得られる確率が高まった
だろうし、早く走れるほど、肉食獣から逃れる可能性が高かった。
こう考えると、長距離走と短距離走は、
まったくその質も目的も違いますね。
ランニングしていると、感覚は鋭敏になりますが、
長時間走っていると、ある種、内省的になり、
心が落ち着いて、半覚醒のような状態に私はなります。
睡眠とは違いますが、おそらくですが、
脳波は非常に安定しているのではないかと思います。
いわゆる、禅で瞑想しているような状態というか。
覚醒しながら、安定した精神状態にあるというのは、
睡眠がスタンダードな状態であるという仮説から考えると、
その両極をつなぐ、あるいは「あわい」を生きるということで
非常に興味深いことですね。
やっぱりランニングってすごい、というお話?でした。