富士五湖の72キロマラソンまで一か月を切りました。
昨年の日記を読み返してみて、驚いたことが。
私、1月から毎週3時間ランを実践していたようです。
我ながら、かなり頑張っていた様子(笑)。
それに比べれば、3時間ランを本格化させたのは、
今年は2月から。1か月も開きがありました。
原因は、去年はとにかく未知の距離にかなり本気になって
真剣に取り組んでいたこと、
そして、今年は100キロから72キロにスケールダウンしたことで、
やや油断があることでしょうか。
そして、この土曜日には去年も敢行した一人50キロランへ。
7時間ほど路上にいて、最低5時間は走ることをノルマに、
おそらくは歩きを含めると55キロくらいの距離を移動するもの。
路上に長くいることをテーマに、ややゆっくり目に長く走ります。
(環八と目白通りが交差する歩道橋の上から。昨年と同じ構図で
撮ってみました)
コースはいろいろ考えましたが、結局、去年とまったく同じコースに
あえてしてみました。
(途中、ミラーに映る自分をパチリ。挫けない力Tシャツ、
わかるでしょうか?)
走っていて、あのときはあんな心境だった、ああ、このコース
走ったな、などといろいろ記憶が刺激されます。
早いような短いような一年。
(環八と、環七が交差する場所。環なのに交わるんです・笑)
新青梅街道を走って、環八に出て、井荻の辺りから北へ。
去年間違えた笹目街道をあえて選択し、中山道で池袋・日本橋方面に
行くと、また環八と合流。
で、そのまま道なりにいくと、ちょうど3時間弱で王子の駅に着きます。
(王子駅前に到着!まだ元気)
水分とエネルギーを補給し、しばし15分ほど休憩。
さらに今度は来た道を戻ります。
(公園でハトとたわむれ、ネコとたわむれ)
そう、行はよいよい、帰りは恐い。
3時間ランは慣れていますが、帰りはつまりその倍の距離に
チャレンジするということ。
(あと30分というところで、最後の補給。このあと軽い悲劇が…。
公園まで歩いていたら時間が経ち過ぎたようで、棒からするっとアイスが抜けて…)
走り続ける私の脳裏に浮かぶのは、去年の自分は我ながら
よう頑張った、ということでした。
自己陶酔しているわけではなく、本当に今より頑張っていたな、
と素直に思うのです。
そして、これ、あまりよいことではないな、と思いました。
つまり、今年の自分が去年の自分を超えられないことを
認めているから。
路上7時間は確かに大変だし、72キロだってすごく大変です。
でも、去年よりすべて何一つ上回っていない。
「そうか、何事も自分の記録や練習量、あるいは
目標値、なんでもいいから、ちょっとでも超えるものに
しなければいけないのだ」そう気づきました。
過去の自分を更新することが、やはり成長なんですね。
(前回同様、ある公園でストレッチとプチ休憩。昨年と同じように水仙の花が
咲いていました)
でも、まあとにかく72キロだって大きな挑戦です。
気持ちを入れてその後も走りました。
デジャブのような感覚に抱かれながら。
途中、暑くなって、結局500ミリのペットボトルを
トータル7本も空けてしまった(笑)。
走り切れば、静かな充実感が押し寄せました。
これで、準備万端。整いました!
あとは、調整しながら、疲れを抜いていきます。
本番は何が起こるかわかりませんが、あとはとにかく走るだけ。
自己記録の更新はできないですが、
自分なりに時間などの目標を立てて、今年も完走目指してがんばります!