久々のブログ更新になってしまいました。
来年の富士五湖では112キロにエントリーすることを公言してしまった
私、編集Fですが、その後はまあまあ週末ランも継続して、
あまり体が錆びつかないようにやってます。
(走る前はかなりの雨でしたが、スタート前に雨がやみました!)
この週末は、チーム☆挫けない力でお台場のリレーマラソンに参戦。
一人の距離は短いけれど、ダッシュのように
2.5キロを二本走るのは結構キツかったです(笑)。
(お台場の海浜公園は、なかなか気持ちがいい景色。小雨は降ったけれど、最後までもってくれました)
でも、仲間とタスキをつないでいく楽しさや、
風呂に入って打ち上げする楽しさは格別でした。
(打ち上げで、肉!走ったあとは格別です!)
あと一つ、ご報告というほどのものではありませんが、
今年も大田原にエントリーしました。
このマラソン大会、去年チャレンジしてはじめて、
完走できずに回収される……という苦い経験をしております。
いわゆるリベンジというヤツです、はい。
制限時間が4時間で、つまりサブフォーでなければ
必然、完走できないというなかなかにスパルタンな大会なのです。
自身初のサブフォーを狙って出場し、敗れてしまった
去年の反省を踏まえると、夏場にいかにいい練習ができるか、
そこにかかっていますね。
自己ベストを10分ちょっと短縮する必要があるので、
完走は簡単ではありませんが、
何事もチャレンジ!ということで。
で、ようやくテーマのマインドフルネス。
実は、現在、このテーマの本の編集をしており、非常に興味深く、
同時に勉強もさせてもらっています。
『挫けない力』でも、石田さんが触れていらっしゃいましたが、
マインドフルネスは、心理療法に使う場合は、
第三世代の認知行動療法とされ、うつ病や不安障害などの改善に
大きな効果があるようです。
マインドフルネスとは、語義通りにいけば、
「心を充たす」ということになるでしょうか。
目の前の現実、出来事に心を向けるということです。
ランニングは、走る瞑想とも言われるようですが、
私自身、週末の長距離ランでは、いつも自分と向き合う
貴重な時間を過ごしている、という感覚があります。
実は、マインドフルネスは、2600年前の仏陀がひらいた
原始仏教をベースにしているようです。
つまり、禅の思想にも非常に近いものがあるようですね。
仕事に行き詰っていたり、人間関係がうまくいかなかったり、
日常生活はなかなか自分の思い通りにはいきません。
私自身、ランニングを続けていてよかったと思うのは、
ストレスに強くなった実感があるからです。
この回復力=レジリエンス力を、非常にシンプルに培って
くれているのが、ランニングだと確信しています。
そう、走っていることが、まさにマインドフルネスだと思うのです。
走っていると、余計な思考が削り落とされて、
走りながら考え事をしていても、マイナスの思考には
陥りにくいのです。
で、目標の距離を走り終えると、不思議に頭がすっきり爽快。
家に戻って熱い風呂に入ると、もう走る前とは
気分のレイヤーがまったく違っていることに気づきます。
で、風呂上りにビールを少し…なんて、もう極楽です(笑)。
落ち込んでいても、嫌なことがあっても、
イライラ、うつうつしていても、
とりあえず走りに出る。
すると、問題は何一つ解決はしていないけれども、
まったく新しい視座から物事を見ることができる。
…これが、走ることの最大の効用ではないかと、
個人的には思っています。
もっとも、翌日になれば、また心はきまぐれに
心配したり、不安になったり、
怒りが湧いて来たり、本当に平静にいられるということは
ほとんどないのですが。
だからこそ、ある程度継続的に走ることが重要になる
という気がします。
ランニングとマインドフルネス、私のなかでは
すごくつながっていると感じるのですが、
伝わったでしょうか?
んー、かなり自己満足のような…。