『挫けない力』の3章 挫けない「体」作り、
ランニング入門(4)で、白戸さんが正しい姿勢の重要性と、
基本メソッドについて書いていらっしゃいます。
座業の多いビジネスパーソン。
パソコンに1日中向かっている人も多いでしょう。
私も仕事柄、パソコンに向かっている時間が長くなりがちです。
取材や打ち合わせ、たまに書店営業などで
外出する機会もありますが、
月に1度くらいの頻度で営業に行くと数時間立ちっぱなし…。
すると、かなり疲れるんですね。
ランナーとしては、どうなのだろうと思ってしまいます。
やはり鍛え方が足りないのでしょうね(汗)。
座業が多いと、脚を組んだり前のめりになったり、
姿勢が崩れがちになります。
ランニングのときには、よく言われるように
頭を天から糸でつられているような感覚で背筋を伸ばす
ことを心がけてはいますが、疲れてくるとキープが難しく
なります。
やはり普段の姿勢が重要なのですね。
さて、普段の姿勢をよくするには…、
ちょっとだけ、ここで紹介しちゃいます。
──自分の姿勢を意識すること。
なーんだ、そんな簡単なことか、と思いますよね!
でも、これが意外に難しいのです。
できる人はいいのですが、多くの人は頭で理解してしまうので
そこで納得して終わり…かく言う私自身がまったくその典型。
しかし、だからこそ普段のちょっとした行動で劇的に
変わります。
それは、1日2回、全身が写る鏡で自分の姿勢をチェックすること。
女性はともかく、男性はあまり鏡を見ないもの。
だから玄関に大きめの鏡を設置して、
出かける前と、帰宅したとき、ほんの10秒、
正面と、側面を鏡に映し、正しい姿勢になっているか
チェックするわけです。
これなら行動のハードルが低いので誰でも実践できますね。
写真は私の家の玄関。
私も実際にこれを実践してみて、ずいぶん姿勢がよくなったと
思います。
なにより、肩こりや腰痛もありません。
猫背だと、首と肩の筋肉に負担がかかり、
肩がこり、さらにそこから腰痛に発展するといいます。
その予防にもバッチリですよ!
すでに玄関に姿見がある方は、無意識にやっていらっしゃる
かもしれません。
ない方は、ぜひ、試してみることをお勧めいたします。