2010.06.21堤江実さん、出射茂さん、功刀正行さん

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・詩人の堤江実さんの作、画家の出射茂さんの絵、農学博士の功刀正行さんが解説――弊社では、この三人の共同作業による絵本「地球いのちの星シリーズ」三部作を刊行した。この絵本が日本書籍出版協会の主催する造本装幀コンクールにおいて、『水のミーシャ』(ブタペスト・クラブ会長のアーヴィン・ラズロ博士のご推薦をいただいた)が“読者推進運動協議会賞”、『風のリーラ』が“ユネスコ・アジア文化センター賞”、『森のフォーレ』が同じく“ユネスコ・アジア文化センター賞”を受賞した。

・シリーズ三部作のスケジュールは毎年一冊ペースで刊行してきた。それらすべてが受賞するというのは極めて稀有なことであり、称えられるべき快挙であろう。受賞をお知らせすると、3人は、ワイン持参でお祝いに駆けつけてきた。美味しいブルーチーズを食べながら杯を重ねた。話も弾んだ。7月10日(土)に東京ビックサイトの第17回東京国際ブックフェア会場で授賞式とパーティが行われる。デザイナーの西山孝司さんと晴れの場に参加するつもりだ。

・もともと、お三方は世界に誇る豪華客船「飛鳥」の講師仲間であり、長期間、生活を共にされた間柄である。阿吽の呼吸で意が通ずる。だからこそ、こうした魅力ある絵本が出来たのだと確信できた。これからは三冊をセットにして、新たに販促を仕掛けたいと思っている。また、バイリンガルの作りになっているので、外国人にも理解が可能だ。すでに韓国からは引き合いがきている。シカゴやフランクフルトなどブックフェアで欧米にも売り込みたいと思っている。世界に雄飛する可能性もある金の卵なのである。