Charles Barr チャールズ・バー 英国の映画研究者、批評家
ロンドン大学大学院でソロルド・ディキンスンを研究する。ノリッジのイースト・アングリア大学で映画、テレビを長年講じたあと、現在、ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジの客員教授。本書以外に、ローレル/ハーディや英国時代のヒッチコックについての著書がある他、英国映画協会のフィルム・クラシックのシリーズではヒッチコックの『めまい』について論考している。また一九九五年にチャンネル4で放映された英国映画百年史 Typically British では、当ドキュメンタリーを監督したスティーヴン・フリアーズとシナリオを共同執筆。本年(二○一○年)初めには、同じ英国の映画研究者・批評家として先輩にあたるロビン・ウッドの追悼記事を「ガーディアン」紙に寄稿した。