内容紹介
15歳でのちの大正天皇とご成婚(旧名は九條節子)。節子妃の代に、皇室では初の一夫一婦制が確立する。大正天皇亡きあとは、激動の昭和という時代を国民の範となり、蚕糸・絹業を奨励し、救癩事業に尽くし、燈台守を支援したことでも知られている。皇室外交の先駆者であり、聡明な皇后のお一人であった。そんな貞明皇后の生涯を、丁寧な取材と豊富な資料をもとに迫った著者渾身のノンフィクションである。
15歳でのちの大正天皇とご成婚(旧名は九條節子)。節子妃の代に、皇室では初の一夫一婦制が確立する。大正天皇亡きあとは、激動の昭和という時代を国民の範となり、蚕糸・絹業を奨励し、救癩事業に尽くし、燈台守を支援したことでも知られている。皇室外交の先駆者であり、聡明な皇后のお一人であった。そんな貞明皇后の生涯を、丁寧な取材と豊富な資料をもとに迫った著者渾身のノンフィクションである。