内容紹介
相続コーディネーターとして20年のキャリアをもつ著者。相談内容で一番多いのは、遺産分割に関するものだとか。身内同士で話し合いが出来ないほどこじれたり、兄弟姉妹の間で裁判になることも。もめる家庭には共通点があるといいます。それは、遺言書が残されておらず、亡くなった本人の意思が見えないこと。
昨今、遺言書作成が見直されているゆえんである。著者は日本初の相続コーディネーターとして1万件に及ぶ相談事例から、遺言書をつくる人の諸事情、遺言書の作成のために知っておくべきこと、相続の手続きの仕方、書類の書き方などまで、豊富な事例を元に懇切丁寧に解説してくれる。