内容紹介
喜劇映画の巨匠・瀬川昌治監督の著になる自伝的エッセイ第二弾である。瀬川監督は、渥美清、佐久間良子らが主演した『列車シリーズ』と、フランキー堺、倍賞千恵子らが主演の『旅行シリーズ』を撮ったことでよく知られている。第一弾のエッセイ集『乾杯!ごきげん映画人生』(弊社刊)では触れられなかった、両シリーズの知られざるエピソードや、伝説の女優、太地喜和子との感動秘話、映画初主演でみせたタモリ、ビートたけしのシャイな魅力などは必読もの。また、大映テレビ全盛期、一世を風靡した「赤のシリーズ」での宇津井健のプロ魂、山口百恵の芸達者ぶりなど、撮影裏話も興味深い。
目次
第一章 新東宝という映画会社 第二章 映画界に入るまで 第三章 脚本家修業時代 第四章 東映プログラム・ピクチャーの世界 第五章 東映から喜劇路線の松竹へ 第六章 八〇年代、たけしの主演映画やロマンポルノを 第七章 テレビ、舞台、さまざまな仕事 最終章 素晴らしき哉 映画人生!