内容紹介
何度でもやり直せばいい。
子育ても、自分の人生も。
お母さんを支える言葉は、人を支える言葉です。
映画『みんなの学校』(文部科学省特別選定作品)の木村泰子先生が贈る、
「自分を支える何か」がほしい、すべての人へのメッセージ。
目次
はじめに お母さんを支える言葉は、人を支える言葉
Ⅰ 尋ねる
「お母さん」は、誰にとっても唯一無二の存在です
困っているのは、誰?
周りのことはいい、どうでもいいんです
自律していますか?
大人が変わったら、子どもって変わるんです
「わかったような感じ」がしても、「わかった気」にならないこと
レールを敷くのは、親の仕事じゃありません
子どもの言葉を最後まで聞き切る
お母さん自身が正解を持たない
誕生日の思い出
Ⅱ 変わる
「驕り」を手放そう
自分一人で育てていると思ったら、大間違いです
「子どものために」という言葉は、捨てましょう
親である限り、アップデートし続ける
失敗はチャンス。やり直しができるのだから
強さは捨てて、自分の考えを持ちましょう
子どもに弱音を吐こう
「大丈夫」を口癖に
お弁当だけは
Ⅲ 支える
「困っている子」のお母さんは、みんなで支える
親子であっても、子どもと大人の力関係の「違い」に気づきましょう
子どもの本質を知ろう
一番大切なものは、なんですか?
ほめて成長するのは、親も同じです
お父さんの悪口は言わないで
スーツケースは捨てて、風呂敷を広げましょう
たった一つだけのお約束
Ⅳ 見守る
わがままなのは、母親のほう……かもしれない
暴れる場所があって、よかった
ほめればいいってもんじゃない
頼りにならない人は、放っておきましょう
子どもは、お母さんの私物ではありません
どの学校にも、正解なんてない
パートナーに腹が立ったら、見ない・聞かない・しゃべらない
きょうだいゲンカは麗しきことです
トラウマに引きずられすぎないために
おわりに 言葉のお守りがあれば、今日もまた一歩、前進できます