【在庫切れ】月刊「清流」2020年7月号

すべての女性に贈る こころマガジン

【在庫切れ】月刊「清流」2020年7月号

2020/06/01発行 定価770円(税込)

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【第1特集】「助けられ上手」になろう!

 日本人は「他人の力に頼ること」が苦手。加えて格差社会が進んだ現代では、「自己責任論」が問われつつあります。しかし「高齢化」が急速に進んだり、甚大な自然災害が頻繁に起こるなど、「他の力」を借りざるをえない現状があります。本特集では、「他人の力を借りることの効用」について考えてみたいと思います。


▼人に頼ることで、自分も相手も幸せになれる!
吉田穂波


▼潔く気持ちよく他者の力を借りて「ケアされ上手」に
樋口恵子


▼助ける側も助けられる側も「いい塩梅」が肝心
神足裕司


▼絵本の読み聞かせで子どもの「SOS」を引き出す
夢ら丘実果 吉沢 誠


▼「おたがいさま」と言い合える社会を
森 まゆみ


▼生まれて甘え、老いて甘えるのが人生
和田秀樹

樋口恵子さん

森 まゆみさん


第1特集ここまで

●心にしみ込む奇跡の絶景「東京都 小笠原諸島」
高杉 翔

●ノノちゃんとママ「ノノちゃんのでんわ」
松本春野

●詩に紡がれる心の風景を訪ねて
「私の人生は 弾丸を込めて横たわる銃」
早川敦子

こころのヒント

◆経験をはしょってはいませんか? 安芸正宏

【第2特集】歴史と文化でたどる 水の都 松江

 古代出雲の中心地であり、出雲神話のふるさとでもある島根県松江は、町の周囲の水景が美しいことでも知られています。松平七代藩主治郷(不昧)に慈しまれた茶の湯の文化が、いまも人々の日常に脈々と生きる歴史ある城下町。その香り高い歴史・文化の断片に触れてみたいと思います。

藤岡大拙/本間恵美子
第2特集ここまで

●クローズアップ! 桂 右團治/黒澤和子

●残間里江子対談 人生、まだまだ進行形!
ゲスト:古舘伊知郎

エッセイ&読み物

ツイッターおばあちゃんのつぶやき
「”コロナ禍”から何を学ぶか」
溝井喜久子

嬉しいことばのタネ「岩に爪を立てろ」
村上信夫

私は負けない!
「愛すべきオネエキャラの後輩たちと伝説の吉野ママ」
美川憲一

美しい人生のたしなみ 明治女性に学ぶ
「耐え忍ぶ者は、得がたい幸福を得るものだよ」
石川真理子

大好きをつかまえて「ポエム主義」
田村セツコ

いくつになってもきれいに生きる
「絵を描き、香りを楽しみ五感を使って感性を磨こう!」
小林照子

消えた歌の風景「われは海の子」
内館牧子

季節のしつらい 祈りのかたち「夏の訪れ」
広田千悦子

光の世界を描くあるアーティストの物語
「記憶を失った先に突如、舞い降りた新たな才能」
GOMA

ヌタプカウシペ
「鳥まかせの大移動 ガンコウランの進化的試行錯誤」
工藤 岳

穏やかな最期を迎える生き方
「『がん難民』になるのを防ぐ早期からの緩和ケア」
大津秀一

:

よく生きるココロエ
「危機的な状況の中でこそ、『今、ここ』に生きる」
岸見一郎

企画連載

名所歌枕逍遥「天橋立(あまのはしだて)」

すてきな個人ミュージアム訪問
「調布市武者小路実篤記念館」

私の自遊時間
「映画を観ているときのワクワク感がたまらない!」
片桐はいり

自分らしく輝いて スマート・エイジング
橋本正美

浮世絵で脳トレ「朝顔に蛙」

笑門来福「願」
IKKO

全国駅弁食べ歩き紀行「おたる 海の輝き」
なかだえり

スマートフォンらくらく活用術
「LINEを使いこなそう!」
増田由紀

対人関係療法で自分がどんどん好きになる!
「仲間から攻撃されたりいじめられたりする」
水島広子

知って安心! シニア世代の気になる病気「慢性腎臓病」
原 茂子

著者に聞く「心臓によい運動、悪い運動」
古川哲史

読書なび

こころの広場

クローズアップ!

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桂 右團治さん
(落語家)
 2000年に落語芸術協会で初めての女性真打に昇進した落語家・桂右團治さん。大学生のときにラジオで聞いた江戸落語との出会いが、入門のきっかけだったそうです。現在は、創作落語や英語落語など芸の幅を広げている右團治さんに、落語の魅力や師匠の故・十代目桂文治さんとの思い出などをうかがいました。
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黒澤和子さん
(衣装デザイナー)
 映画「万引き家族」で芸術選奨文部科学大臣賞(映画部門)の受賞や、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の衣装デザイナーとして注目を浴びる黒澤和子さん。「ドラマや映画は監督ありき。衣装も監督のイメージを表現することに徹する」そうです。ファッションに興味をもったきっかけや、父・黒澤明監督に教えられたことなどを語っていただきました。
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残間里江子対談 人生まだまだ進行形!
ゲスト:古舘伊知郎さん
(フリーアナウンサー)
 今回のゲストは、軽快なしゃべりが人気のフリーアナウンサー・古舘伊知郎さんです。プロレス実況やバラエティー、歌番組の司会から報道までオールマイティーにこなす様は、まさに言葉の魔術師。しかし、オフのときは意外にも「無口で引っ込み思案」なのだとか。残間さんが、古舘さんの原初にあるものやプロ魂の核心に迫ります。

今月のおすすめ

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光の世界を描くあるアーティストの物語
「記憶を失った先に突如、舞い降りた新たな才能」

GOMAさん
(ディジュリドゥ奏者・画家)
 36歳のときに交通事故で脳を損傷、高次脳機能障がいとなったディジュリドゥ奏者のGOMAさん。しかし、意識が戻ると、突然絵を描き出したそうです。その後も、後遺症で脳痙攣を起こして意識を失うこと数十回。そのときに見える風景を忠実に描いているといいます。GOMAさんの脳にいったい何が起こったのか、その貴重な体験をうかがいました。



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